【玄関ドアの修理】原因・対策・費用について解説│業者の選び方や注意点も紹介

「玄関ドアの閉まり方が渋い」
「端の方からサビが広がっていて見た目が悪くなった」

このように、玄関ドアに不具合が生じた場合「玄関ドアの修理」を検討します。

しかし玄関ドアの修理を依頼した経験がある人は少なく、修理の選択肢にどんな方法があるのか、どの程度の費用を要するのか、分からないことは多いものです。

そこで本記事では、玄関ドアを修理する場合の選択肢や費用相場を解説します。
修理業者の選び方や注意点についても解説するので、合わせて参考にしてください。

玄関ドアを修理するのはどんなとき？

はじめに、玄関ドアの修理・交換を検討し始めるのはどんな場合なのか、修理を検討し始めるタイミングを紹介します。

以下の6つのタイミングで、玄関ドアの修理や交換を検討する人が多くなります。

こうした玄関ドアの異常が見つかった場合に、検討できる修理の選択肢は、以下の5つの方法があります。

紹介した様々な問題を根本的に解決する方法は「玄関ドアの交換」です。

ドアの交換には、枠ごと交換する「全交換」と、既存の枠に新たな玄関ドアの枠を取り付ける「カバー工法」とがあります。
それぞれの交換方式の特徴は以下のとおりです。

玄関の丁番から異音がしたり、開閉に重さを感じる場合は「丁番に対する注油」で問題を解消できる可能性があります。

異音や重さの問題は、丁番に塗布されているグリースが乾燥し切れてしまうことで発生します。外部からグリースを追加するだけでも、音・重さの問題を解決できるかもしれません。

また、注油で問題が解決できない場合は、丁番だけ交換する方法もあります。

施錠・解錠のときにカギが差しづらい、シリンダーが回りづらい場合は「カギ穴の洗浄」が効果的です。

カギ穴の中には、カギを差し込むたびに徐々に細かいゴミが侵入し、抜き差しや開閉動作を渋くしていきます。

こちらも専用の洗浄剤をスプレーすることで問題が解決できる場合もありますし、シリンダーを丸ごと交換して根本的に問題を解決する場合もあります。

ドアにサビが生じていたり、太陽光による色褪せが見られる場合は「本体・枠に対する再塗装」が有効です。

サビが生じている場合は、サビている箇所を一度削って取り除く必要があるので、塗装のみ施す場合と比べて、費用が高くなりがちです。

ドアクローザーとは、玄関ドアの上部に取り付けられていて、玄関ドアの急な開閉動作を防ぐための部品です。
経年変化や油漏れなどを原因として、ドアの開閉速度に不満を感じる場合があります。

本体に異常がなければ「注油やドアクローザーの速度調節」を行えば問題は解消されます。
経年劣化でドアクローザーに異常が発生している場合は、ドアクローザー本体を丸ごと交換することも可能です。

気になるのは玄関ドアを修理する場合の、費用の相場です。

玄関ドアのメーカーや材質、現状によって費用は大きく変わるので、以下の表は目安にして、玄関ドアのリフォーム業者に見積もりを依頼することをおすすめします。