玄関の扉を交換するには|費用や工法まとめ

「玄関の扉が古くなってきた」

「玄関をおしゃれにリフォームしたい」

このようなお悩みをお持ちの場合、玄関の扉リフォームがおすすめです。

しかし「実際の費用はどのくらい?」「どんな種類に変更できるの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、玄関ドアリフォームの交換方法や注意点についてまとめてご紹介します。

これからリフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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玄関の扉を交換したい

玄関ドアを修理するのはどんなとき?

>施工事例:ドアリモ玄関ドア 親子タイプ(茨城県大洗町)

玄関の扉を交換したいと思うのは、下記のようなタイミングであることが多いです。

  • ・扉が錆びてきた
  • ・木部が腐食してきた
  • ・開閉動作が鈍い
  • ・断熱性能が落ちてきた
  • ・セキュリティを強化したい
  • ・見た目をおしゃれにしたい
  • ・バリアフリー対応にしたい

玄関は「家の顔」とも言うべき場所なので、腐食や劣化が生じてしまうとイメージが悪くなってしまいます。

また開閉動作や断熱性能、セキュリティといった機能面でのアップデートを目的にされる場合も多いです。

最近では高齢の方向けのバリアフリー需要が高まっており、負担を軽減できる引き戸に交換したいというケースも増えています。

玄関の扉を交換するメリット

玄関の扉を交換する主なメリットは、下記が挙げられます。

  • ・耐久性の向上
  • ・外観が美しくなる
  • ・エネルギーコストの削減
  • ・防犯対策
  • ・快適な生活環境の実現

玄関ドアを交換することで、見た目だけでなく機能面でもメリットが大きくなります。

新しいデザインや素材の扉に交換することで、住宅全体の価値をアップデートできます。

ただし、建物に合ったタイプを選ぶ必要がある点には注意が必要です。

気に入った製品でも、構造的に設置が難しい場合もあります。

玄関ドアの工事には専門知識が必要なため、必ず専門業者に確認するのをおすすめします。

玄関扉の交換方法・費用

玄関ドア修理の費用相場

ここでは、玄関の扉を交換する主な方法や費用についてご紹介します。

それぞれの工法にはメリット・デメリットがあり、施工場所の状況や目的に応じて使い分けられます。

特徴を知っておくことで、ご自宅の玄関ドアに合った方法を選びましょう。

①カバー工法

玄関ドアの交換リフォーム(全交換・カバー工法)
  • 1日程度で工事が完了する
  • ・交換費用は全交換より安価
  • ・ドアサイズが小さくなる場合も

玄関ドアリフォームの一つである「カバー工法」は、既存のドア枠に新しいドア枠を被せる工法です。

リフォーム費用は「10~50万円程度」となります。

大掛かりな工事が不要なので、最短1日で完了するのがメリットでしょう。

ドアの表面や周囲を丸ごとカバーするため、新しいデザインや素材を取り入れて外観を一新できます。

ただしカバー工法は、既存の玄関ドアより一回り小さくなってしまう場合があります。

また新しいドア枠を設置する分、床面に段差が生じます。

一般的にはそれほど問題ありませんが、バリアフリーリフォームを行う場合にはデメリットになってしまいます。

コストや工期、機能性を考慮して、適切な方法を選びましょう。

>関連コラム:玄関ドアリフォームのカバー工法とは?

②ドア枠自体を交換(全交換)

  • 枠・本体・鍵・クローザーなどを丸ごと交換
  • ・費用が比較的高額
  • ・工期は長めになる

ドア枠自体を全交換する方法では、カバー工法では不可能な工事も可能になります。

リフォーム費用は「100万円程度」となります。

たとえば「玄関ドアが小さいので間口を広げたい」「片開きドアから両開きドアに変更したい」といった場合に用いられます。

玄関ドア周辺の壁ごと取り壊す工事になるため、全体をすっきり交換できるのがメリットです。

ただし大掛かりな工事になる分、工期や費用は比較的大きくなります。

現在ではカバー工法の方が主流で、全交換は建物の劣化が進んでいる場合等に用いられることが多いです。

玄関扉の主な種類

ここでは、玄関扉の主な種類についてご紹介します。

リフォームではドアの種類を変更することも可能なので、ライフスタイルや好みに合ったタイプを選びましょう。

開き戸

開き戸は、扉本体を手前に開閉するタイプのドアです。

最近では開き戸タイプの方が一般的で、玄関ドアのラインナップも多く販売されています。

開き戸のメリットとしては「気密性・防音性が高い」という点が挙げられます。

ドアと建具の間に隙間が空きづらいため、住宅内部の冷暖房が外に漏れにくくなります。

ただし開口幅が狭く、手を挟む等の事故が起こりやすい点には注意が必要です。

小さな子供や車いす使用者のいる家庭では、不向きかもしれません。

引き戸

引き戸は、左右どちらかにスライドして開閉するタイプのドアを指します。

開口部を広く確保できるので、車いすでもゆったりと移動できます。

また「半分だけ開ける」といった使い方ができ、弱い力でも開閉がしやすいため、バリアフリー住宅におすすめです。

ただし気密性は開き戸に比べて劣るため、夏場の暑さ・冬場の冷え込みには対策が必要です。

また開き戸よりも本体価格が高い場合が多いため、予算には余裕を持っておきましょう。

玄関扉リフォームの注意点

ここでは、玄関扉をリフォームする際の注意点についてご紹介します。

ポイントを知っておくことで、後悔の無いリフォームに繋げましょう。

>関連コラム:ドアクローザーの修理・交換について|トラブルの原因・費用相場などを解説

鍵の交換も検討する

玄関ドアを交換する際には、一緒に鍵の交換も行うのがおすすめです。

従来からあるシリンダー鍵の他、カードキー・暗証番号鍵・整体認証鍵といった最新式も登場しています。

最近ではスマホと連動して閉め忘れを防止できるタイプもあり、各段に便利になっています。

マンションは制限がある場合も

マンションの場合、玄関ドアは「共用部」と見なされます。

そのため勝手に交換することは、原則的に不可です。

ただし玄関の内側部分であれば、塗り替えや補修はできることが多いでしょう。

マンションの玄関ドアリフォームを検討される場合には、管理規約を確認するのがおすすめです。

DIYはおすすめしない

大型ホームセンターでは、一般の方でも玄関の扉を購入できる場合があります。

玄関扉を自分で購入してDIYすれば、工事費が抑えられるのでお得に感じるかもしれません。

しかしDIYに慣れていない方が行うと、思わぬトラブルに繋がる危険性があるためおすすめできません。

たとえば「玄関扉のサイズが合わない」「設置の際に扉に傷を付けてしまった」「上手に仕上げられず見た目が美しくない」といった失敗が起こり得るでしょう。

不要なトラブルを避けるためにも、玄関扉の交換は専門業者に依頼するのがおすすめです。

まとめ│玄関扉交換でリニューアル

まとめ│玄関ドアの修理・リフォームは信頼できる業者に依頼を

>施工事例:ドアリモ玄関ドア 親子タイプ(茨城県つくば市)

本記事では、玄関ドアを交換する場合の方法や費用、注意点についてご紹介してきました。

不満を感じたときに、すぐに修理・リフォームの依頼を相談できるよう、近くの玄関ドア専門リフォーム業者を選定しておきましょう。

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