玄関の親子ドアとは|必要な寸法、メリット・デメリット、価格相場、他のドアも紹介

玄関の親子ドア

玄関に親子ドアを採用すると、モノを搬入したり人が出入りしたりする際に便利です。でも玄関ドアの種類はたくさんあるため、本当に親子ドアを選んで後悔しないか不安ではないでしょうか。

 

そこで今回は玄関ドアを中心とするリフォーム実績が豊富な(株)アキバG&Rが、親子ドアを検討する際に役立つ情報をお知らせします。

 

親子ドアを採用するメリット・デメリット、価格相場、必要な寸法などを、一緒に確認しましょう。

 

親子ドア以外のドアの種類もわかるので、ぜひ最後までご覧下さい。

 

親子ドアとは|必要性や「いらない」という口コミについて解説

まずは親子ドアの特徴や使い勝手を把握しましょう。

 

親子ドアとは

 

親子ドアとは、上記画像のように2枚に分かれている玄関ドアのことです。大きく開く方のドアが「親ドア」、小さく開く方のドアが「子ドア」です。

 

普段は親ドアだけを開閉して、子ドアは閉じておきます(子ドアにはロックがついています)。子ドアを使うのは主に玄関から大きなものを出し入れするときで、開口部が広くなって便利です。

親子ドアのメリット・デメリット

玄関に親子ドアを採用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

 

【メリット】

  • ・玄関が大きく見える(見栄えが良い)
  • ・子ドアにペット用の出入り口を設置しやすい
  • ・親子どちらにも窓があるタイプを選ぶと、玄関が明るくなる
  • ・ベッドなどの大きなものも、悠々と出し入れOK。車椅子を使う場合にも便利

 

〈関連記事〉「親子ドアでバリアフリーな家づくりをする

 

【デメリット】

  • ・ご家庭によっては子ドアをあまり使わない場合もある
  • ・片側だけのドアよりも高額

 

「親子ドアはいらない」という口コミについて

親子ドアについて調べていると、「子ドアを使う機会がないからいらない」という情報もあります。

 

親子ドアが役立つのは以下のようなシチュエーションなので、ぜひライフスタイルと照らし合わせてみてください。

 

  • ・人が多く出入りする
  • ・引っ越しや冠婚葬祭など、大きなものを一度に出し入れする機会がある
  • ・新築やリフォームで、玄関ホールを広くしたい

 

特に「玄関ホールを広くしたい」という場合は、逆に考えると「親子ドア=玄関土間やホールにある程度の面積が必要」ということです。「玄関を広くすると居室が狭くなって不便」等の住宅事情がある場合は、他の玄関ドアも検討しましょう。

 

〈関連記事〉「玄関ドアリフォームは引き戸などドアサイズで変化する|茨城の玄関を使いやすくします

 

メーカー別|玄関親子ドアの価格相場と寸法

玄関親子ドアの価格相場と寸法

玄関ドア交換の際には、ドア本体の価格だけではなく工事費も気になりますよね。

 

そこで玄関ドアのメーカー別に、価格相場を紹介します。

  • ・LIXIL(リクシル)
  • ・YKK AP(ワイケーケー エーピー)
  • ・三協アルミ

 

※(株)アキバG&R(アキバ ジーアンドアール)は、ドア・ガラス・サッシのリフォーム実績が豊富なリフォーム会社です。これから紹介するのはリフォーム用の玄関親子ドアですが、「工事費込み」、「税込み」の価格なので参考にして下さい。

 

LIXILの親子ドア

(株)アキバG&Rが取り扱っているLIXIL(リクシル)の玄関親子ドアの価格相場は、259,050円〜372,900円(工事費込み、税込み)です。

 

※下記画像は取り扱い商品の一例です。

 

玄関親子ドア-リクシル

〈参考〉(株)アキバG&R LIXILの玄関親子ドア

 

LIXIL『リシェント』の寸法の目安は、以下のとおりです。

  • 高さ:1,739mm〜2,600mm
  • 幅:928mm〜1,480mm

 

YKK APの親子ドア

(株)アキバG&Rが取り扱っているYKK AP(ワイケーケーエーピー)の玄関親子ドアの価格相場は、284,350円〜610,500円(工事費込み、税込み)です。

 

※下記画像は取り扱い商品の一例です。

玄関親子ドア-YKKAP

〈参考〉(株)アキバG&R YKK APの玄関親子ドア

 

YKK AP『ドアリモ』の寸法の目安は、以下のとおりです。

  • 高さ:1,823mm〜2,600mm
  • 幅:1,002mm〜1,496mm

 

三協アルミの親子ドア

(株)アキバG&Rが取り扱っている三協アルミの玄関親子ドアの価格相場は、326,700円〜373,450円(工事費込み、税込み)です。

 

※下記画像は取り扱い商品の一例です。

玄関親子ドア-三協アルミ

〈参考〉(株)アキバG&R 三協アルミの玄関親子ドア

 

三協アルミ『ノバリス』の寸法の目安は、以下のとおりです。

  • 高さ:1,789mm〜2,600mm
  • 幅:1,064mm〜1,445mm

 

※紹介した価格や寸法は、改訂される可能性があります。また玄関の状況やオプションによって価格が変わりますので、詳細はお問い合わせ下さい。

 

玄関ドアメーカー3社の価格相場を紹介しました。(全てリフォーム用の製品です)

 

紹介した3社ともに「断熱性が高い」、「窓がついていて通風ができる」、「鍵の種類が選べる」など、機能的な商品を取り扱っていて、選ぶのが難しいかと思います。後ほど、玄関ドアの選び方も紹介します。

 

親子ドア以外の種類も確認

親子ドアの特徴を知って、「親子ドア以外も検討してみたい」とお考えの方もいらっしゃると思います。

 

そこで、親子ドア以外のドアの種類も確認しておきましょう。

 

開き戸

親子ドア以外の玄関ドア

 

親子ドア以外に、5種類の開き戸があります。

  • ・片開きドア:1枚扉のドアです
  • ・片袖FIXドア:開閉できる扉の左右どちらかに、固定の窓がついています
  • ・両袖FIXドア:開閉できる扉の両側に、固定の窓がついています
  • ・両開き:2枚扉のドアで、左右対称に開きます

※FIX(フィックス)とは、「固定する」等の意味です。

 

引き戸

玄関ドア-引き戸

 

2枚〜4枚の扉を引いて開閉するのが、引き戸です。6種類の引き戸があります。

  • ・引違い:2枚or4枚の扉があり、各扉を左右に開閉できます
  • ・引き分け:4枚の扉があり、中央の2枚だけが開閉できます
  • ・内引き込み:2枚の扉があり、左右に開閉できます。扉が室内側に開きます
  • ・内片引き込み:1枚扉で、扉が室内側に開きます
  • ・外片引込み:1枚扉で、扉が外側に開きます
  • ・袖付2枚連動引込み:3枚の扉があり、左or右のどちらか一方向にだけ開閉できます

 

〈関連記事〉「玄関を引き戸に交換する4つのメリットとは|引き戸の種類や交換の条件などについても解説

 

引き戸は主に和風のデザインで、玄関ドアの上に「欄間(ランマ)」を設置することもあります。

 

スライディングドア

玄関ドア-スライディング

スライディングドアは引き戸に似ていますが、扉が1枚で1方向にしか動かないという特徴があります。

 

「扉を室内側にスライドさせる」、「扉を外側にスライドさせる」の2種類から選べます。

 

玄関の寸法、用途、好みのデザインによって最適なドアの種類が違います。ぜひ現状を把握して、使い勝手の良いドアを選んで下さい。

 

玄関の親子ドア選びは寸法から決める。ドア選びの流れを紹介

玄関の親子ドアを決めるまでの流れ

玄関ドアはバリエーションが豊富なので、選び方が難しいと思います。

 

でも実は、寸法から順番に考えることで選択肢を絞り、効率よくドアを選べますよ。ドア選びの流れを紹介するので、一緒に確認していきましょう。

 

【1.ドアの寸法を決める】

玄関のために確保できる面積は、ある程度決まっていることと思います。まずは玄関ドア開閉のために確保できるスペースが扉1枚分か、2枚分かを考えましょう。

 

例)

「開き戸がご希望で扉1枚分の開閉スペースを確保できる」場合は、片開きドアを選ぶことになります。

 

「開閉スペースは扉1枚分しか確保できないけど扉の左右に壁がある」場合は、片袖FIXドア、両袖FIXドアも選択肢に入れられます。

 

また玄関に高さがある場合は明かりとりの欄間も設置可能です。玄関の室内側もイメージしながら、検討してみて下さい。

 

玄関の面積によって、外灯の設置プランも変わります。玄関の外灯については、↓こちらの記事が参考になります。

〈関連記事〉「つくばに明かりを 玄関ドアを引き立てる外灯とは

 

【2.玄関ドアに求める機能を決める】

各メーカーの玄関ドアの主な性能は、以下のとおりです。

  • ・断熱性能
  • ・防犯性能
  • ・通風用の窓つき
  • ・便利な鍵(スマートキー、リモコンキーなど)

 

予算に応じて選べる機能が変わるため、見積もりを確認しながら調整をするのがおすすめです。

 

〈関連記事〉「玄関 鍵交換 種類」

 

【3.デザインを決める】

最初にデザインを決めたいところですが、「デザインを決めた後に欲しい機能がついていないことがわかった」等の問題が出るケースがあります。

 

玄関ドアに何を求めるかを決めて、寸法から順番に考えながらデザインを選ぶのがおすすめです。

 

玄関の測り方については、↓こちらを参考にして下さい。

〈参考〉「見積もりが欲しいけど、玄関のサイズってどうやって測ればいいの?

 

茨城県で玄関ドアのリフォームご依頼は(株)アキバG&Rへ

親子ドアのメリット・デメリット、価格、寸法などを紹介してきました。親子ドアは重厚感があり、「家の顔」と言われる玄関を飾るのにぴったりです。

 

「大物の搬入や人の出入りに便利」等のメリットがあるので、ぜひ検討してみてください。

 

玄関の状況によって採用できるドアが違うため、今回の情報を参考に、納得できる選択をしていただけると幸いです。

 

(株)アキバG&Rは、茨城県つくばエリア・茨城県西エリアを中心とするエリアでリフォームを承ります。

株式会社アキバG&Rの本社位置

 

丁寧な施工と適正価格のご提案に定評がありますので、玄関ドアのリフォームで迷ったら、お電話、メール、オンラインでお気軽にご相談下さい。

メールのお問い合わせはこちらから(24時間受け付け)

 

工事の流れから見積もりの内容まで丁寧にご説明し、安心してご依頼いただける体制で施工いたします。

 

株式会社アキバG&Rの施工エリア

弊社の対象エリアを、以下に記載します。

茨城県

下妻市、筑西市、八千代町、坂東市、常総市、つくば市、土浦市、つくばみらい市、守谷市、かすみがうら市、小美玉市、石岡市、桜川氏、結城市、五霞町、境町、龍ヶ崎市、牛久市 ほか

埼玉県東部

春日部市、久喜市、越谷市、幸手市ほか

栃木県南部

宇都宮市、真岡市、下野市、栃木市、小山市ほか

千葉県西部

野田市、我孫子市、松戸市、柏市ほか