【玄関ドアリフォームを自分でDIY!】7つの手段と5つの弱点を解説します
「玄関ドアから冷気を感じる」
「隙間から虫が入ってきている」
長く使用していると、玄関ドアに対して不満が溜まることがあります。そこで検討し始めるのは「玄関ドアのリフォーム」です。
しかし、見積もりを取ってみると、30万、40万と高額な結果に落胆してしまいます。考えが行き着くのは「DIYで交換できないのか?」ということです。
本記事では「玄関ドアをDIYでリフォームする方法」について、7つの手段と5つの弱点を解説しています。
安く玄関ドアの不満を解消する方法を探ってみましょう。
目次
玄関ドアをDIYでリフォーム!7つの手段を紹介
玄関ドアを自分で修復したり交換したりする方法には、一体どのようなものがあるのでしょうか。7つの方法と特長を解説します。
化粧シートで見た目をリフレッシュ
最も手軽に玄関ドアの雰囲気を変えられる方法は「化粧シート」を利用することです。
化粧シートとは、玄関ドアに貼り付けるために設計されたシール状の商品で、玄関ドアの形に合わせて切り欠き、貼り付けることで簡単に玄関ドアの柄を変えられます。
耐候性・耐久性に優れた製品など、様々な柄・機能の製品が販売されているので、好みのものを自分で選択できる点がメリットです。
再塗装を施してサビ止めを図る
使用中の玄関ドアにサビが生じている場合に効果的なのは「再塗装」です。
サビが浮いている玄関ドアは、元々の塗装が剥がれてサビ止めの機能を失っていることが多く、サビを落とした上で再塗装を施すことで、見た目の美しさとともに長期的な耐久性を復活させられるメリットを持ちます。
元の通りの色・柄にすることも可能ですが、気分を一新するために新しい柄にも挑戦できます。色味を変えるだけで、重厚感のある玄関から明るい玄関に一新できる点もメリットです。
断熱材を付与して断熱性能の向上
玄関ドアから冷気の侵入を感じる場合など、玄関の温熱環境に悩んでいる人におすすめなのは「玄関ドアに断熱材を貼り付ける」方法です。
断熱材を貼り付けることで、玄関ドアから宅内に侵入する冷気・暖気を減らすことができ、玄関、続く廊下の温熱環境改善を図れます。
どの断熱材を利用しても、見た目が悪くなってしまう点がデメリットです。断熱材を貼り付けたあとに、先述した化粧シートを貼り付けるなど、デザインも気にすると満足度が向上するでしょう。
>関連コラム:【玄関ドア】DIYで断熱できる?│原因から具体的な方法まで解説します
ドアノブなど部分的な部品の交換
長年使用することでドアノブの使用感に問題がある場合は「ドアノブなど部分的な部品の交換」で満足できる可能性があります。
玄関を施錠するドアノブや、開閉速度を調整するドアクローザーは、内部にある油が切れてしまったりサビが生じたりすると動きが渋くなることがあります。
実はドアノブもドアクローザーも、単体で交換できるケースがあり、交換することで使用感を戻せる可能性があります。使用している玄関ドアによっては、メーカーの部品在庫が欠品している場合もあるので、まずは部品在庫の有無を確認してみましょう。
また、1つの部品が限界を迎えたということは、他の部品も限界を迎えている可能性があります。1箇所を修理しても他の箇所の修理が必要になる可能性があるので、玄関ドア全体の交換と部品の交換で、費用対効果が高い方を選択しましょう。
>関連コラム:ドアノブでおしゃれに 茨城で玄関ドアリフォームをする
カバー工法でデザイン・機能性向上
既存の玄関ドア枠を利用する「カバー工法」も人気のある手法です。
玄関ドアのリフォームに際して、枠まで撤去して交換すると大変な手間が生じ、施工するための時間と費用が増してしまいます。
一方でドア枠をそのままに被せる形で施工するカバー工法は、短時間で施工できる点がメリット。
デザインは一新され、防犯性能や断熱性能も高いものとなるため、非常に満足度の高いリフォームとなるでしょう。
>関連コラム:茨城で玄関ドアリフォームをする【カバー工法のメリット・デメリットは?】
玄関ドア本体・枠を丸ごと交換
根本的に「玄関ドア本体と枠を丸ごと交換」することも当然考えられます。
既存の枠を撤去した上で、新しい玄関ドアの枠を設置するため、玄関ドアのデザインと性能を根本的に改善できる点がメリットです。
一方で、既製品の玄関ドアは寸法が定まっています。新しい玄関ドアに合わせるように、枠(玄関ドアの枠を支える木の部分)を調整する必要があるので、非常に高度な技術が必要といえるでしょう。
>関連コラム:【玄関のプロが解説】玄関ドア交換の注意点|自分で交換できるか、格安の交換方法など
中にはドアを手作りしてしまう人も
最後に、あまり一般的ではありませんが「ドア自体を手作りする」人もいるようです。
最も事例が豊富なのは、ホームセンターなどで木材を購入して作る方法です。鋼製のドアと比べて寸法調整が容易である点がメリット。一方で耐久性能が課題となりそうです。
また、断熱性・防犯性を考え尽くされた既製品とくらべて、各種機能性が劣ってしまう点にも注意です。デザインにこだわった玄関ドアを作るのは、ひとつの趣味といえるでしょう。
玄関ドアをDIYでリフォーム!5つの弱点を知っておこう
一定の技術がある場合に行える可能性のある玄関ドアのDIYリフォームについて、方法と期待される効果を紹介しました。しかしDIYリフォームには弱点もあります。施工したり部品を購入したりする前に把握しておきましょう。
性能が改善される保証がない
1つ目の理由は「本当に性能が改善されるのかが分からない」ことです。
玄関ドアのリフォームを専門業者に依頼する場合は、既設の玄関ドアを確認して抱えている不満を確認、不満を解消できるだけの性能を持つドアを紹介してくれます。
一方でDIYで玄関ドアを交換する場合、既設の玄関ドアの性能と、新設する玄関ドアとの性能差を自分で比較検討することが求められます。経験の少ない中で、最適な玄関ドアを選択するのは難しく、交換後も性能の改善が感じられないかもしれません。
>関連コラム:【玄関ドアの断熱性能】等級の見方を解説│k2?k4?何のこと?
施工精度の低さで隙間が生じてしまう可能性も
2つ目の理由は「施工精度の低さ」です。
専門業者は、玄関ドアの交換に必要な各種工具を持っている上に、たくさんの玄関ドアを施工してきた経験があるので、わずかな隙間も生じさせず高い施工精度でリフォームを完遂してくれます。
DIYの場合は玄関ドアの交換後に隙間風が感じられたり、水平に施工できなかったために枠・ドア本体に歪みが生じて開閉がしづらくなってしまうかもしれません。
玄関ドアは重量があるので施工自体が危険
自分で施工する場合は「危険を伴う」という認識は持っておきましょう。
玄関ドア・枠は普段持ち上げることがないので気づきにくいですが、鋼製であることから重量があります。DIYの中で何度かドアを持ち上げる場面がありますが、腰を痛めたり点灯してしまったり、健康を害する恐れがあります。
DIY後に業者に依頼するとさらに高額に
ここまで述べたように、素人仕事で玄関ドアの交換を行ってしまうと、施工中に玄関ドアに損傷を与えてしまったり、歪みを生じさせてしまう恐れがあります。その場合、改めて専門業者に交換を依頼することになるので「初めから業者に依頼した場合より高額な費用を支払う」ハメになりかねません。
玄関ドアリフォームの補助金が受け取れない
玄関ドアのリフォームは、断熱性能を高める各種補助金を受け取れる可能性があります。ただし、資格を持つ専門の業者に依頼する場合に限られるケースもあるので「本来受け取れる可能性があった補助金を受け取れない」ことも。
わずかな節約を目指してDIYするよりも、使える補助金があるなら迷わず業者に依頼して補助金を受け取りましょう。
>関連コラム:【玄関・窓も対象】2023年 子どもエコすまい支援事業・リフォームを分かりやすく解説
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まとめ│よほど自信がなければ業者に依頼を
玄関ドアのリフォームをDIYで行うことについて、7つのメリットと5つの注意点を紹介しました。自分で施工すると、業者の手間賃がかからない分、安く施工できそうに感じてしまいます。しかし施工中に怪我したり、玄関ドアに損傷を与えて、結局高額な費用を支払う可能性があります。
普段からDIYを行っていて、万が一歪みが生じても自分で修理できるような自信がない限りは、専門業者に依頼するのが賢明でしょう。
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