【玄関ドアがうるさい】開け締めストレスへの対策を8個紹介します

【玄関ドアがうるさい】開け締めストレスへの対策を8個紹介します

「玄関の開閉音がうるさい…」こうした悩みを抱える人もいるでしょう。

玄関は毎日出入りする利用頻度の高い設備ですが、様々な要因から開けるたびに、または閉めるたびに「バタン・キーキー・ガチャン」と音が生じることがあります。大きな音を立てる玄関ドアは、自身の耳にでもうるさく感じてしまいますし、周囲の他人にとってはなお、うるさく感じられることでしょう。

そこで本記事では、玄関の開閉音がうるさくなってしまう原因、および対策を紹介します。

玄関ドアをスムーズに開閉できるようにして、日々の出入りのストレスを解消しましょう。

玄関ドアをうるさく感じてしまう「3つの原因」

玄関ドアをうるさく感じてしまう「3つの原因」

はじめに、玄関ドアが音を立てる原因を確認しましょう。原因が分かれば、どのような対策を取るべきなのかが明確になります。

玄関ドアの開閉速度が早く「バタン」と閉まる

まずは「バタン」という音が響いてしまう玄関ドアについて。バタンと閉まる玄関の多くは「開閉速度」に原因があります。

玄関ドアを開けたあと、通常はゆっくりとドアが閉まり、音を立てずに閉まります。うるさくなる原因は「ドアクローザー」です。ドアクローザーとは、ドアが強風などで急に閉まったりしないよう、閉まるときの速度を調整してくれる機構です。何らかの異常が生じて、調節機構が役目を果たしていないことが考えられます。

玄関ドアの部品が注油不足で「キーキー」と鳴る

つぎに「キーキー・ギーギー」と擦れるような音が発生する場合は「玄関ドアのいずれかの部品が注油不足」であると考えられます。

玄関ドアは開閉のたびに、蝶番やドアクローザーなど部品が作動します。部品にはグリスなど滑りをよくするための機械油が塗布されているのですが、長期の利用で徐々に油が消失することがあります。油がなくなれば、金属製の部品同士が直接擦れ合うことになるので音が発生してしまうのです。

玄関ドアのラッチが劣化して「ガチャン」と鳴る

最後に、機械的な「ガチャン」という音が鳴るようになってしまうケースも存在します。

ガチャンと鳴る場合は「ラッチ」が悪さをしている恐れがあります。
ラッチとは、玄関ドア横に付属している金具で、ハンドルを回すことで作動して玄関ドアを開けるためのものです。逆に閉まる時は、ラッチが斜めになっているので自動で閉まってくれます。

ラッチも定期的な注油が必要で、油が切れてしまったときに音が鳴り始めるでしょう。

玄関ドアの「うるさい」改善する8つの方法

玄関ドアの「うるさい」改善する8つの方法

>施工事例:茨城県県西 木製玄関ドアをリフォーム

原因が分かったところで、どうすれば玄関ドアから発する異音を抑えられるのかを確認しましょう。

玄関ドアの枠・可動部を掃除する

まずは「玄関ドアの枠や可動部を掃除」することから始めてみましょう。

玄関ドアは外との境目に設置されるため、砂や小石が飛来しやすく、開閉時に玄関ドア本体に干渉していたり、可動部に挟まっていたりすることが多いもの。簡単な掃除で異音の問題が解消される可能性があるので、まずは掃除から始めてみてください。

可動部の掃除は手を挟む危険性があるので、必ず二人以上で協力して行いましょう。

>関連コラム:玄関ドアの掃除方法まとめ│樹脂・金属・木製 素材別注意点も解説

ドアクローザーで開閉速度を調節する

ドアが急に「バタン」と閉まる場合は「ドアクローザーによって開閉速度を調節」することで音の問題を解消できるかもしれません。

ドアクローザーは、製品によりますが開閉速度を調節するための調節ネジが付属しており、ネジを回転させることで簡単に開閉速度を変更できます。ドライバー一本で簡単に調節できるので試してみてください。

なお、製品によってはスピードの調節が難しいものがあったり、ドアクローザーの内部機構が破損している場合もあるので「調節が難しい」と思ったら無理をせずに、専門業者に連絡して下さい。

蝶番・ラッチに注油する

開閉時に可動部から異音がする場合は「蝶番やラッチへの注油」を試みましょう。

蝶番は開閉するたびに、玄関ドアの重量を支えながら回転・可動します。必要な機械油が切れてしまえば異音が発生するのは想像に難くありません。また、玄関ドアを閉めた状態で固定してくれるラッチも、日々何度も動くために徐々に油が不足してしまいます。ラッチの場合はシリコンスプレーやパウダータイプの潤滑剤がおすすめです。

すきまテープをドア・枠接触部に貼り付け

急にバタンと閉まってしまう玄関ドアには「すきまテープ」の利用がお手軽でおすすめです。すきまテープとは、片側に両面テープが付着した薄いスポンジです。ホームセンターで手軽に入手できるので、玄関ドアの音対策によく利用されます。

ただし、厚みのある製品を選択すると玄関ドアが閉まらなくなってしまう点や、すきまテープを貼り付けたことで玄関ドアに異常な力がかかってしまい、歪みが生じる可能性がある点には注意が必要です。

>関連コラム:【玄関ドアの隙間】隙間風や虫の侵入のお悩み解決!原因は?対策は?

劣化したエアタイトゴムの交換

バタンとしまってしまう原因は、枠に設置されているゴムの劣化かもしれません。「エアタイトゴムを交換」することでも「バタン」という音を軽減できる可能性があります。

多くの玄関ドアには、閉めるときの音を軽減したり、玄関ドアからの隙間風を防ぐために、玄関ドア本体が当たる部分にエアタイトゴムが設置されています。しかし、ゴムは長期間利用されると劣化し、砂や小石が押し付けられることで破れてしまいます。長年使用している玄関の場合は特に、ゴムの交換を検討しましょう。

蝶番を交換する

もしも蝶番に機械油を差してもキーキーという異音が消えない場合は、長期の使用で蝶番が劣化・歪んでしまっている可能性があります。可能な製品の場合は「蝶番の交換」が必要になります。

蝶番を交換する場合は、一度玄関ドア本体を外す必要があるほか、素人が思う以上に技術が必要になるので、専門業者に依頼することをおすすめします。DIYで施工してしまうと、本来蝶番の交換のみでよかった事案が、枠を含めた玄関ドア全体の交換に発展する可能性もあります。

ドアクローザーを交換する・取り付ける

ドアクローザーも蝶番と同様で、開閉速度の調節で「バタン」という音が治まらない場合は「ドアクローザーの交換」が必要になります。古い玄関ドアでは、ドアクローザーが付属していない場合もあるので、その場合は新たに取り付けることも可能です。

バタンと閉まり始めたときも交換時期と捉えられますが、機械油が漏れ出始めたときも早めの交換が求められます。油圧を利用してブレーキをかけるドアクローザーにおいて、オイル漏れは致命的な故障につながるからです。

>関連コラム:ドアクローザーの修理・交換について|トラブルの原因・費用相場などを解説

玄関ドア本体の交換リフォーム

「バタン・キーキー・ガチャン」こうした玄関ドアから発生する音問題に、ここまで述べた方法で対処できないなら「玄関ドア本体の交換リフォーム」を検討しましょう。

急に閉まる問題、可動部からの異音、ラッチからの音、いずれの問題も、枠ごと本体を交換すれば全ての悩みを解決できます。

また、蝶番の交換やドアクローザーの交換など、専門業者に依頼する場合は数万円の費用を覚悟する必要があります。それなら玄関ドア本体を一挙に更新する方が、寒さや防犯など他の問題も解決できるので、修理する場合と交換する場合とを、メリット・デメリットと費用の面から比較してみてください。

>20万円台から検討できる玄関ドアの交換。まずは商品検索から!

まとめ│玄関ドアの「うるさい」を解消しよう

まとめ│玄関ドアの「うるさい」を解消しよう

>施工事例:つくば市|リシェント玄関ドア 片袖タイプ

玄関ドアから異音がし始めてストレスを感じている人に向けて、玄関ドアの「うるさい」を解決するための方法を紹介しました。

毎日出入りする玄関は、開閉も含めて移動・動作にストレスを感じたくないものです。もしも異音に気づいてしまったら、早急に対処しましょう。早期発見・早期修理こそ、玄関ドアを長持ちさせるコツだからです。

茨城県にお住まいの人で、玄関ドアの「音」に悩んでいる人はアキバG&Rまでお問い合わせください。メンテナンスからリフォームまで、必要な対策についてご相談を承ります。

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