和風の玄関ドアの選び方!玄関を格上げするポイントは?
目次
和風住宅の玄関ドアをリフォームしたい
和風の日本家屋は、伝統的な趣があって素敵ですよね。
しかし、新築してから年月が経ってくるとあちこちに傷みが出てきます。
玄関ドアは家の顔ともいえる場所なので、リフォームすると雰囲気がぐんと新しくなりますよ。
この記事では、和風建築のドアの選び方のポイントを紹介していきます。リフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
和風の玄関ドアのおしゃれな選び方
ここでは、和風の玄関ドアを選ぶ際の基本的なポイントをまとめました。
コツを守ればカンタンにおしゃれな玄関にできるので、要チェックです。
引き戸にする
引き戸は見た目が豪華
和風の玄関ドアには、引き戸がおすすめです。
引き戸は開き戸に比べると間口が広いので、玄関が大きく豪華に見える効果も期待できますよ。
最近では現代の住宅サイズに合わせて、大きなサイズの玄関ドアも広く流通しています。使い勝手の良さもばっちりですね。
引き戸はバリアフリーとしてもおすすめ
引き戸は開けた状態でカンタンに止めることができるので、高齢の方にも使いやすくなっています。
車いすに乗っていたり、ベビーカーで出かけたりするときにも便利に使えますね。
急に締まることがないように、ソフトクローズ機能の付いた玄関ドアを選ぶと安心ですよ。
開く向きには注意
引き戸には、大きく分けると「片開き戸」と「引き違い戸」といった種類があります。
片開き戸は一般的によく使われているタイプで、扉を壁面にスライドさせて開け閉めするタイプです。
いっぽうで引き違い戸は、ドアが2枚あり両方から開け閉めができるようになっています。ドアの両側が使えるため、アクセスが良くなりますね。昔ながらの日本家屋でよくみられるタイプです。
どちらのタイプを選ぶにしても、玄関ドアに引き戸を取り入れるときにはドアの開く向きに注意しましょう。
外からのアクセスしやすさや玄関の靴箱の位置などを考えて、どちらに開くのが使い勝手が良いのか確認することをおすすめします。
木製のらんま有りを選ぶ
木製の玄関ドアで和の風合いをプラス
木素材は障子やふすまなど、和風建築でよく使われる素材です。
そのため、玄関ドアも木製のタイプにするとしっくりと馴染みますね。
自然の素材なので、触れた時に木のぬくもりを感じられるでしょう。
木素材は断熱性能に優れているので、冬場の寒い時期でも金属のようにヒンヤリすることもなく快適です。
らんまがあると見た目が華やかに
「らんま」とは、ドアの上部にある小さな開口部のことです。
日本建築では透かし彫りの装飾がされていることもあり、風格が感じられますね。
現代の住宅でも、明るさの確保や風通しのために取り入れられるケースが多いです。
見た目が華やかになるので、玄関ドアにらんまを取り入れるのがおすすめです。
家の外観に合ったデザインを選ぶ
和風の玄関の場合、外観に合わせたデザインを選ぶのがポイントです。
たとえば外壁が茶色系なのに玄関ドアだけ白木のタイプを選ぶような場合だと、違和感が出てしまうためです。
外壁や屋根とマッチする色を選び、デザインもシンプルなもので合わせると上手にまとまるでしょう。
和風玄関を格上げするプラスワンポイント
竹などの和風観葉植物で彩る
和風玄関におすすめの植物は?
和風の玄関は、小物で彩るとさらに風格が増しますよ。
盆栽があると純和風な雰囲気になりますが、洋風の植物を組み合わせて和モダンな空間にするのも素敵です。
たとえば、竹に似た姿のシュロチクやガジュマルなどがおすすめです。
とくにシュロチクは江戸時代から観葉植物として親しまれており、どこかほっとする佇まいで人気ですよ。
鉢にもこだわると高級感アップ
玄関は家の顔ともいえる場所なので、見た目にもこだわりたいものです。
そのため、プラスチックではなく陶器の鉢植えでディスプレイすると高級感が感じられるでしょう。
ナチュラルな雰囲気にしたいのであれば、ラタンなどの自然素材もおすすめです。
玄関の観葉植物は日当たりに注意
たいていの家は日当たりの良い南側にリビングを配置するので、玄関はあまり日が当たらないことが多いです。
そのため、観葉植物をディスプレイするときには、定期的に日当たりの良い場所に移動するのをおすすめします。
間接照明でライトアップする
照明の効果
ライトアップすると、同じ玄関でもぐんとおしゃれになります。
ちょっと工夫するだけで、旅館や料亭のように非日常的な空間に演出できますよ。
夜、外から帰宅すると最初に目に入る場所なので、きれいに照らされていると帰るのが楽しみになりますね。
玄関をライトアップする方法
もっとも手軽な方法としては、屋外用のスタンドライトを置くのがおすすめです。
コンセントに差せばどこにでも配置可能なので、エクステリアに挑戦するのが初めてという方でもカンタンにできます。
もし玄関のリフォームで壁面も一緒に工事するのであれば、壁面にスポットライトを設置するのもよいでしょう。
ただし、配線工事が必要となるので、設置可能かどうか事前に確認することをおすすめします。
まとめ
ここまで、和風の玄関を上手に選ぶコツやプラスワンポイントを紹介してきました。
和風の玄関はおしゃれにするのが難しそうですが、簡単なコツを守れば違和感なくまとまりますよ。
引き戸やらんま有りのドアを選ぶことで、華やかな印象に仕上げられます。
また、観葉植物や照明器具を使ってワンランク格上げする方法も要チェックです。
洋風のアイテムを取り入れて、和モダンな雰囲気にしても面白いですね。
こちらで紹介した方法を使って、ぜひ玄関をおしゃれにリフォームしてみてはいかがでしょうか?
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