玄関の鍵交換でキーレスに|鍵の種類や特徴、価格、後付けの注意点など解説
「玄関鍵の開閉が面倒」、「玄関の鍵をなくしがち」などで、玄関の鍵交換をしてキーレスにしたいと考えている方は多いと思います。
キーレスは鍵の開閉が簡単で防犯性も高いので、「暮らしやすさの向上」への影響力が大きいのではないでしょうか。
そこで今回は、玄関リフォームの専門家である(株)アキバG&R(アキバジーアンドアール)が、玄関ドアの鍵をキーレスにする際に知っておくべき情報を、丸ごと紹介します。
目次
キーレスは5種類。特徴、価格相場、メリット・デメリットを紹介
キーレスは5種類に分かれていて、目的に合う種類を選ぶと便利です。
- ・カードキー
- ・リモコンキー
- ・暗証番号キー
- ・生体認証キー
- ・スマートロック
まずはそれぞれの特徴や価格相場を確認しましょう。メリット・デメリットも紹介するので、どの種類のキーレスを選ぶかを検討してみて下さい。
※価格相場は一般的な目安なので、詳細な金額はリフォーム会社等の業者に問い合わせをするのがおすすめです。
カードキー
【特徴】
クレジットカードのような見た目で、「磁気タイプ」、「ICチップタイプ」があります。どちらもカードキーの情報とドアの取手に組み込まれた情報を照合して、鍵を開閉するという仕組みです。
【価格相場】
価格相場は平均で5万円前後〜10万円前後です。
【メリット・デメリット】
簡単に合鍵が作れないので防犯性が高いですし、持ち運びやすいのも魅力です。一方で以下の点がデメリットです。
- ・合鍵を増やしたいときに、簡単に作れない&使い始めることができない
- ・自動ロック機能がついているドアの場合は、うっかりミスで家から閉め出されることも…
- ・カードが曲がったり、割れたりしやすい
リモコンキー
【特徴】
車のリモコンキーのような見た目、使い勝手です。
【価格相場】
価格相場は平均で5万円前後〜10万円前後です。
【メリット・デメリット】
リモコンキーにはさまざまな機能がついていて、便利に使えます。
- ・リモコンキーを持っていれば、ドアのボタンを押すだけで鍵が開く
- ・自動ロック機能がついていれば、鍵をかけ忘れても自動で鍵が閉まる
- ・リモコンキーの盗難があっても、錠前のデータを書き換えれば鍵を開けられなくなる
※錠前については、後ほど詳しく紹介します。
デメリットは、カードキーと同様に「簡単に合鍵を作れない」、「鍵を持たずに家を出ると閉め出されることがある」という点です。
暗証番号キー
【特徴】
ドアに数字ボタンがついている電子盤を設置します。暗証番号を決めて、その番号を押すだけで鍵が開きます。
鍵の閉め方は「電子盤で操作」or「自動で閉まるように設定」のどちらかです。
【価格相場】
価格相場は平均で5万円前後〜10万円前後です。
【メリット・デメリット】
鍵を持つ必要が一切ないため、鍵を紛失する心配がありません。防犯で気をつけるのは「暗証番号を知られない」、「鍵の閉め忘れをしない」の2点だけという点が魅力です。
ただしずっと同じ暗証番号を使っていると、電子版の文字が薄れて暗証番号を予測しやすくなります。定期的に暗証番号を変更して、防犯性を高めましょう。
生体認証キー
【特徴】
指紋認証が一般的で、顔認証のタイプもあります。指紋や顔をセンサーにかざすだけで、鍵が開きます。
【価格相場】
価格相場は平均で2万円前後〜20万円前後です。
【メリット・デメリット】
カードキー、リモコンキーと違って何も持つ必要がなく、暗証番号と違って何も覚える必要がない点が魅力です。
一方で「ケガをすると認証できない」、「指紋が薄いと認証しにくい」、「子供が成長して認証しなくなる」などのデメリットもあるため、不具合を感じたらこまめにメンテナンスしておくのが大切です。
スマートロック
【特徴】
インターネット環境があれば採用できます。スマートフォンと連動させて、鍵の開閉をします。
【価格相場】
価格相場は平均で1万円前後〜6万円前後です。
【メリット・デメリット】
出かけた先で鍵が開いているor閉まっているを確認できますし、鍵の開閉も操作可能です。
一方で以下のデメリットもあります。
- ・スマートフォンの充電が切れると鍵の開閉をできない
- ・自動ロック機能を使っていて、スマートフォンを家に置き忘れると閉め出されてしまう
キーレスを種類ごとに紹介しましたが、それぞれ電気で動くタイプ、電池で動くタイプがあります。
「電気で動くタイプは停電時に作動しない」、「電池で動くタイプは電池切れで作動しない」という心配があるので、非常用の鍵(手動で開閉できる)がついている商品を選ぶのがおすすめです。
また価格相場で紹介したとおり、玄関の鍵交換は意外と高額です。「防犯性」だけでなく「断熱性」や「長期的な利便性」を考えると、玄関ドア全体を交換するほうが良い場合もあります。
「玄関ドアの交換費用」と「鍵の交換費用」を比較したいという場合は、リフォーム会社等の専門業者にお問い合わせ下さい。
キーレス以外の鍵も検討したい場合は、↓こちらの記事が参考になります。
〈関連記事〉「玄関ドアの鍵交換の費用や鍵の種類をご紹介」
茨城県でリフォーム会社をお探しの方は、玄関のリフォーム会社である(株)アキバG&Rに、お気軽にご相談下さい。
画面下のボタンから、電話、メール(24時間受け付け)、オンラインでご連絡いただけます。
カードキー、リモコンキーを紛失したら…
カードキーやリモコンキーを紛失したら、「ドアのデータを無効化する」と同時に「新しいカードキーやリモコンキーの手配をする」必要があります。
また「落とし物」として警察に届けられている可能性もあるため、警察への問い合わせも大切ですね。
データの無効化や新しい鍵の手配方法がわからないときは、メーカーに問い合わせをしておしえてもらいましょう。
普段から、鍵の製造メーカーと緊急時の連絡先を把握しておくのがおすすめです。
玄関にキーレスを後付けする際の注意点
キーレスを後付けすることは、基本的に可能です。ただし玄関ドアの状況によって、以下のケースがあります。
- ・キーレスを後付けできない
- ・後付けできる種類が限られる
- ・キーレスを後付けするにあたって工事が必要
また、電気錠を選ぶと電気の配線工事が必要です。専門資格を持ったプロのみ交換作業ができるという点にもご注意下さい。
玄関の鍵交換は、プロに依頼するのがおすすめです。作業費用はかかってしまうのですが、「希望しているキーレスキーが設置可能か」という判断をお任せできますし、失敗なく取り付けをしてくれます。
万が一作業に失敗があった際には無償での再取り付けを求めることができますし、業者によっては独自の保証制度を実施している場合もあります。
まとめ
玄関の鍵交換でキーレスにする際の選択肢や注意点を紹介してきました。キーレスの玄関は防犯性が高く、使い勝手が良いのが魅力です。
ライフスタイルによって最適な種類が違うので、今回紹介した情報を参考に検討して頂けると幸いです。
(株)アキバG&Rは、玄関のリフォームを得意とするリフォーム会社です。鍵交換についても専門的な知識と経験が豊富なので、まずはご希望をお知らせ下さい。最適なプランを提案いたします。
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