玄関を引き戸に交換する4つのメリットとは｜引き戸の種類や交換の条件などについても解説
玄関リフォームを考えている人のなかには「開き戸から引き戸に交換したい」と考えている人もいらっしゃるでしょう。
今回の記事はそんな方に向けて、役に立つ情報をお伝えしていきます。
引き戸に変えることによる具体的なメリットを紹介し、さらに交換するための条件についても記載しています。
今回の記事を読むことで、以下のことがわかります。
・どんな人に引き戸が向いているのか
・具体的なメリットはなにか
・どのような玄関であれば引き戸に交換できるのか
・引き戸の種類
これから引き戸へのリフォームを考えている人は、参考にしてみてください。
記事のポイント
・車椅子でも入りやすくなるので介護を考えているご家庭にも向いている
・開き戸と比べるとデッドスペースが少ないので、玄関のスペースも広々と確保
・引き戸にもいくつか種類があり、もし車椅子の利用を考えているのでしたら重層使用の片引き戸がおすすめ
目次
引き戸に交換するメリットとは？
玄関ドアを引き戸に交換するメリットをこれから紹介していきましょう。お住まいによっては、引き戸にすることで住みやすさがグッと変わってきます。
【介護リフォーム】車椅子で外出しやすくなる
引き戸に変えることで、車椅子で外出しやすくなることが大きなメリットとして挙げられます。
開き戸の場合でしたら、外出するためにドアの取手を掴みながら1・2歩分後ろに下がる必要があります。もし体に不具合がない状態でしたら気にならない動作ですが、車椅子でしたら毎回おっくうに感じることも。引き戸に交換すれば、後ろに車椅子を引く必要がないため外出がしやすくなります。
また、外出のために戸を押さる必要もなくなります。玄関ドアを開けっ放しにしたまま、スムーズな外出ができるでしょう。
荷物の量が多くても運び込みやすい
引き戸は開けっぱなしにできるため、たくさんの荷物があるときも運び込みやすいです。毎度、戸を開ける必要がないため、スムーズに運ぶことができるでしょう。
ケガをしにくくなる構造
開き戸の場合、急いでいるときに慌てて勢いよく開き戸を開けると、外にいる人に当たってしまうことも。
引き戸に交換すると、戸が横にスライドをするため、戸が人に当たりケガをさせる心配が少なくなります。
またドアを指に挟んだ時の危険性も低くなります。
開き戸・引き戸のどちらも挟む心配はありますが、開き戸の場合、挟む部分に強い力が入るため、指が挟まると大ケガをするかもしれません。どちらかといえば引き戸の方が指に与えるダメージも少なくなるでしょう。
玄関のスペースをより広く使えるようになる
開き戸でしたら、戸が前後に動く構造になります。この戸が動く場所に物を置くと、戸が開かなくなるため何も置くことができません。引き戸であれば戸を横にスライドさせるため、玄関のスペースを邪魔することがありません。空間をより広く使うことができます。
引き戸のデメリットは？
片引き戸を選ぶと、枠が目立つため玄関がおしゃれに見えなく入り口だけ違和感を与えることも。玄関のデザイン性が落ちてしまうといったデメリットがあります。
防犯性は？
一昔前だと引き戸は「防犯性が低い」というイメージを持たれることが少なくありませんでした。戸に多くのガラス窓が付いるためガラスを破壊して侵入しやすい構造のように思われたり、鍵の構造がシンプルなのでピッキングしやすいといった印象がありました。
最近では商品開発が進み、難点を克服し防犯性の高いドアが開発されています。ガラスの強度が高いものや複雑な鍵のものが販売されているため、過去に比べて防犯性が高くになってきました。
引き戸に変えるための条件とは？
引き戸に変えるための条件とは、ズバリ戸をスライドさせられるだけのスペースが玄関にあることです。
引き戸を横に移動させるため、入り口の壁には戸を収納するだけの空間が必要です。
引き戸にはどのような種類があるのか
引き戸といっても、さまざまな種類があります。これから代表的な引き戸を3つご紹介します。
引き違い戸
引き違い戸とは、2枚以上の引き戸があり、左右どちらからも開くことができる戸のことをいいます。
和室のふすまのような仕組みの戸です。
【引き違い戸】和風の引き違い戸
商品名：ドアリモ 玄関引戸 伝統和風 複層仕様 A10
価格：165,000円（オプション代・工事費別途）
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日本家屋の住宅でしたら、和風デザインの引き戸がしっくりとはまるでしょう。
【引き違い戸】洋風の引き違い戸
商品名：ドアリモ 玄関引戸 洋風ベーシック 複層仕様 B02
価格：205,000円（オプション代・工事費別途）
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こちらはシンプルな引き違い戸です。デザインの主張が少ないので、住宅を問わず合わせることができるでしょう。
片引き戸
片引き戸とは、1枚だけ戸がある構造です。1方向のみスライドさせることができます。1枚のみのため、費用が若干抑えられることも傾向として挙げられます。
【片引き戸】和風の片引き戸
商品名：ドアリモ アウトセット玄関引戸 片引込み戸 伝統和風 複層仕様 A10 袖付
価格：164,000円（オプション代・工事費別途）
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この引き戸は袖に窓があるため、光を玄関に取り込むことができます。
重層仕様の片引き戸
複数枚の戸が連動してスライドするタイプの引き戸です。広々としているため車椅子でも出入りしやすいです。
【重層使用】和風の片引き戸
商品名：ノバリス 玄関引戸 袖付片引き戸 12 複層仕様
価格：347,500円（オプション代・工事費別途）
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木のぬくもりを感じさせるデザイン。ハンドル式の取っ手のためつかみやすい。
【重層使用】洋風の片引き戸
商品名：ノバリス 玄関引戸 袖付片引き戸 13 複層仕様
価格：347,500円（オプション代・工事費別途）
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メリットを理解して引き戸に変えよう
引き戸には、引き戸特有のメリットがあります。住まいによっては開戸を引き戸に交換したからこそ過ごしやすくなる場合もあります。
玄関ドアの交換を考えているのでしたら、メリットを確認してみてください。
再度メリットを記載します。
・車椅子で外出しやすくなる
・荷物の量が多くても運び込みやすい
・ケガをしにくくなる
・玄関のスペースが確保しやすい
玄関ドアを交換するには、現地調査が必要になります。
弊社株式会社アキバG&Rでは無料の現地調査を行い、工事費なども含めた見積もりをご案内します。
玄関の状況によっては短い期間での施工もできるため、お気軽にお問い合わせください。
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