玄関ドアの『白い汚れ』正体は白サビかも?対処法を解説します。

毎日使用する玄関ドア。ついつい手入れを怠ってしまうものですが、放置していると「白い汚れ」が目立ってきてしまう恐れがあります。よく見ると発生していることがある、白い汚れ。一体何者なのでしょうか。

本記事では、点々と見える玄関ドアの白い汚れの正体や落とし方、見つけた場合の注意点について解説します。

年末の大掃除で発見する人も多いこの汚れ。年内にしっかり落として、清々しい気持ちで年末年始を迎えましょう。

【白い汚れ】正体は?原因は?問題ある?

【白い汚れ】正体は?原因は?問題ある?

初めに、白い汚れは一体何なのか、正体などを解説します。一度知ってしまうと、取らずにはいられなくなるので、覚悟して見てみましょう。

白い汚れの正体は「白サビ」

結論から、玄関ドアに点々と付着して、指で掻いても取れない白い汚れの正体は「白サビ」です。玄関ドアのアルミが、後述する様々な原因で錆びてしまったもの。意外と頑固で取れづらいので、発生に目を光らせましょう。

白サビの原因は?

白サビの原因は一体何なのか、答えは「雨・砂・排ガス・塩分・洗剤」と様々。

最も可能性が高いのは「雨」です。特に軒・庇が短く、ちょっとした雨でも玄関ドアが濡れてしまう場合は、雨が原因で白サビが発生するようです。さらに雨の中に含まれる「砂」。砂が玄関ドアに付着したまま玄関ドアを掃除してしまうと、細かな傷がついてサビの原因になります。付近に大通りがある場合は、車から発生する「排気ガス」も原因のひとつになります。海の近くにお家があるなら、海風に含まれる「塩分」も、長期的には玄関ドアをサビさせる要因に。最後に「洗剤」です。玄関ドアのお手入れに勧められる中性洗剤ですが、お手入れの後に残るとサビの要因になります。

こうした様々な原因が複合的に重なり、白サビは発生してしまいます。砂の場合は、細かな傷が玄関ドアのアルミを覆っている酸化膜にキズをつけて、サビが発生。その他の要因の場合は、酸化膜が化学反応で分解されて保護がなくなりサビが発生。このため、白サビは「発生する場所なら度々生じます」。何度も発生してしまうお家では、玄関ドア掃除の頻度を高めることをおすすめします。

白サビが発生して問題はある?

では、白サビが発生したとき、どんな問題を引き起こしてしまうのでしょうか。

まずは「外観」です。せっかく選んで決めた玄関ドアに、白い点々が付着する様は、見た目がよくありません。来客があったときも、掃除を怠っているように感じられて恥ずかしく感じてしまうでしょう。

また、サビは発生後、徐々に範囲を広げながら根っこも深く侵食していきます。サビの初期段階では不便を感じませんが、大きくなるとドアに歪みが生じます。結果、ドアが開けにくい締めにくい、開閉のたびに異音が鳴るといった症状に悩まされることになります。

白サビの落とし方

白サビの落とし方

具体的に、白サビを見つけたらどのように対処するべきか紹介します。一度気になると、落とすまで気になり続けるので、早めに処置しましょう。

とりあえず「乾拭き・水拭き・乾拭き」

まずは「乾拭き・水拭き・乾拭き」です。白サビを落とすときだけでなく、玄関ドア掃除の基本になる拭き方なので、ぜひ覚えておきましょう。

まず乾いたぞうきんで、玄関ドアに付着した砂やホコリを取り除きます。軽度であれば、この時点で白サビも除去できるかもしれません。大事なことは、力を入れずに”はたく”ようにすることです。力を入れてしまうと、砂やホコリで玄関ドアを傷つけてしまい、逆に白サビが増える原因になります。

続いて全体を水拭きして、排気ガスや細かなホコリを取り除きます。玄関ドアの下部は水はねなどで汚れているので、特に念入りに拭き取ります。最後に乾拭きをして、水拭きで残った水気を拭き取って完了です。

落ちなければ「中性洗剤」

それでも落ちない汚れがあれば「中性洗剤」を使いましょう。界面活性効果で様々な汚れを浮かせて取り除けるので、水拭きの効果が向上します。ただし、中性洗剤が残ったまま放置すると、玄関ドアの酸化膜にダメージが入り白サビを呼び寄せる原因になるので、中性洗剤を使用したあとは必ず念入りに拭き取りましょう。

それでもダメなら「紙やすり」

中性洗剤でも取れなければ「紙やすり」を使って削ってしまいましょう。

サビが発生していない箇所を傷つけないために、400番程度の比較的細かなものを使用しましょう。サビを削りきったら、再度サビが発生しないように、クリアラッカーなどの保護材を塗布します。削った箇所と削っていない箇所とで外観に差ができてしまいますが、サビから変形が生じるよりマシと考えて受け入れましょう。

浸透してたら「専門業者・リフォーム」

サビが育って浸透していたら、紙やすりでも削りきれません。「玄関ドアや窓の修復業者か、リフォーム」を検討しましょう。

ただし、玄関ドアの修復は手間が大きいので費用は大きくなりがちです。白サビの除去をきっかけに玄関ドア全体のリフォームを行う方が、断熱性の向上や建て付けの改善も図れるのでおすすめです。

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白サビ掃除の注意点は

白サビ掃除の注意点は

最後に白サビを除去する上での注意点を解説します。キーワードは「とにかく早め」です。

1)見つけたらすぐに落とす

1つ目は「見つけたらすぐに落とす」こと。白サビは一度発生すると、横方向、そして奥の方に侵食していきます。早めの対処を心がけることで簡単に除去できる可能性があります。

2)白サビが出る環境なら頻繁に掃除を

2つ目は「環境によっては掃除の頻度を上げること」です。

先述したとおり、白サビは砂や塩分、排気ガスといった外的要因で引き起こされるので、要因の多い環境、例えば沿岸地域にお住まいの場合は、発生する可能性が高くなります。付着する原因物質を早めに取り除くことで発生確率を下げられるので、お住まいの環境によって掃除の頻度を調整しましょう。

3)玄関ドア素材に注意

玄関ドアの拭き方は「素材によって変わります」

先述した、乾拭き・水拭き・乾拭きの流れは、一般的に利用されているアルミ素材の玄関ドアの拭き方です。ほかにも樹脂製のドアや木製のドアなど、材質によって適した拭き方が異なるので注意しましょう。

特に木製の玄関ドアは水気を吸い込んでしまいます。頻繁に水拭きをすると水気を含んで膨張する可能性も。乾拭きとワックスの使用が基本で、水拭きは行いません。

>関連記事:玄関ドアの掃除方法まとめ│樹脂・金属・木製 素材別注意点も解説

4)色ムラができてしまうかも

玄関ドアの白サビを除去すると「色ムラができる」点に留意しましょう。

部分的に中性洗剤で磨いたり紙やすりで削ったりしてしまうと、どうしても色ムラが生じます。色ムラが出るのを防ぎたいなら、まず白サビを発生させないよう日常の手入れを行うことが大切です。さらに中性洗剤を利用して拭き上げる場合も、汚れの大きい箇所だけでなく、全体を拭き上げるようにしましょう。条件を揃えることで、玄関ドア全体が一様に経年変化していきます。

5)進行すると端の方からスキマができる

最後の注意点は白サビを放置すると「端の方からスキマができる」ことです。

白サビは見た目が悪くなるだけと思う人もいますが、実は微妙に膨張を起こしているのです。サビの範囲が広がるほどに変位は大きくなるので、放っておくとスキマができたり、閉まりづらくなってしまいます。

この点からも、定期的な掃除とチェックは欠かせません。

まとめ│白サビ対策は日々のお手入れが大事

玄関ドアに発生する白い汚れ(=白サビ)について解説しました。

白サビは発生時点では小さく「後で掃除しよう」と後回しにしてしまいがちです。しかし徐々に奥へと根を張るので、早めに対処しないと取れなくなる可能性も。

除去が困難になってしまったら、専門業者に依頼することもできますが、性能アップも目指して玄関ドアリフォームするのもおすすめです。

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