【玄関ドアの自動開閉】メリット・デメリットと注意点を解説!

【玄関ドアの自動開閉】メリット・デメリットと注意点を解説!

車いすや高齢者の方や子ども連れの人は「玄関ドアがもっと軽かったらいいのに…」と思うことはありませんか?

実は、軽くするよりも簡単に開閉できる方法があるんです。
その方法は「玄関ドアに自動開閉機能」をつけること。

本記事では、玄関ドアに自動開閉機能をつけると得られるメリット、逆につけることで生じるデメリット、さらに注意点についても解説します。

想像していたより安価に取り付けられる自動開閉、本記事を読んだことをきっかけに、取り付けを検討してみませんか?

「玄関ドアの自動開閉」メリットは?

最初に、玄関ドアに自動開閉機能をつけるメリットを確認しましょう。

1)車いす・両手がふさがっているときに便利

玄関ドアが自動開閉できると「車いすに乗っていても簡単に出入り可能」です。

通常の玄関ドアであれば、開き戸、引き戸ともに車いすに乗ったまま開閉するのは困難です。
しかし、リモコンを用いて開閉する機構があれば、開閉動作は機械が行ってくれるので、自身は車いすの移動だけ行えばよいのです。

車いす以外の人にとっても、たとえば買い物の荷物で両手がふさがっているとき、子どもを抱えて玄関を通過するとき、事前にリモコンで開けてから玄関に行けば、玄関ドアを簡単に通過できます。

開閉動作をせずに通過できるのが最大のメリットといえるでしょう。

2)リモコンなしでも、開閉アシスト

商品によりますが「リモコンを使わなくても開閉をアシストしてくれる」ものもあります。

たとえば、LIXILのDOACという商品は、リモコンを持っていなくても、玄関ドアを少し開けば、オートアシスト機能で全開まで開いてくれます。
一定時間が経過すれば自動で玄関ドアは閉じてくれるので、たくさん荷物を抱えている場合など、便利に利用できます。

3)スマートフォンとの連携も

リモコンを持ち歩くのが面倒という人のために「スマートフォン/スマートウォッチとの連携機能」も開発されています。
アプリでドアを開閉できるようになるので、より気軽に外出できるでしょう。

音声認識機能もついているので、スマートウォッチに話しかけるだけで、施錠・解錠・自動開閉ができます。

4)既設のドアならその日から使える

設置の際に大掛かりな工事を想像するかもしれませんが、お使いの玄関ドアが指定機種であれば「その日から使用可能」です。

コンセントを増設して、鍵穴を交換(使用中の鍵はそのまま使用可能)、ドアクローザーを交換と、3ステップで工事は完了。
リフォームのために長い時間、在宅しておく必要もありません。

「玄関ドアの自動開閉」デメリットは?

玄関ドアを自動開閉にしたときのメリットを解説しました。

では、デメリットはないのでしょうか。
考えられるものを確認してみましょう。

1)費用がかかる

1つめは「費用がかかる」ことです。
後述しますが、玄関ドアに自動開閉機能をつけるためには、安くない費用が必要です。

それでも、自動開閉機能はドアの開閉にストレスを感じている人にとって非常に大きな助けになるので、メリット・デメリットを把握して検討してみましょう。

2)コンセントの増設が必要

続いてのデメリットは「コンセントの増設が必要」です。

自動開閉ドアにするためには、玄関ドアの真横にコントローラーや電動ドアの開閉器といった機器を取り付ける必要があります。
このため、玄関ドアの上側、真横にコンセントを増設します。

コンセントの増設費用が必要であるほか、美観を損なうおそれもあるので、どんな機器が取り付くのか把握しておく必要があります。

3)対応していないドアもある

最後に「対応していないドアがある」ことを認識しておきましょう。

LIXILでは、DOACが取り付けられる種類のドアを表にして公表しています。
該当機種以外の場合は、自動開閉機能が取り付けられない可能性があります。

この場合、自動開閉機能とともに、ドア本体の交換も同時に検討してみましょう。
特に、ドアからの冷気や虫の侵入など、玄関ドアに不満を感じていた人にとっては、一気に悩みを解決できるチャンスなので、一度検討してみましょう。

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「玄関ドアの自動開閉」費用は?

続いて気になる、自動開閉機構を取り付けたときの費用を確認してみましょう。

定価:2ロック238,000円 1ロック208,000円

LIXILのDOAC商品ページでは「2ロックタイプ:238,000円」「1ロックタイプ:208,000円」として紹介されています。
スマートフォンと連携させる場合は、追加で費用がかかります。
また、本体費用に加えて工事費がかかります。

商品の本体費用も、工事費などの費用も、設置する業者によって金額が変わるので、自動開閉機能に興味がある人は、一度対応している施工業者に見積もりを依頼してみましょう。

補助金の対象となる可能性も

自動開閉システムの設置は「補助金の対象になる」可能性があるので、チェックしておきましょう。

高齢化や身体障がいを理由として、バリアフリー住宅への改修を行う場合、自治体の障がい福祉関連の窓口や、住宅リフォーム関連の窓口へ聞いてみましょう。

「玄関ドアの自動開閉」ここに注意

>リクシルの玄関ドア自動開閉DOAC(ドアック)特設ページ

>リクシルの玄関ドア自動開閉DOAC(ドアック)特設ページ

最後に、自動開閉システムを導入する場合の注意事項を紹介します。
対策が必要であれば、事前に検討しておきましょう。

1)強風時の対策が必要

1つめは「強風時の対策が必要」な点です。

自動開閉ドアには、挟まり防止のために、一定度の力が加わった場合に動作を停止する機構がついています。
このため強風時には自動開閉機能が使えない場合があります。

強風時に外出しないか、玄関先に風よけとなる壁を設けるなど対策を取りましょう。

2)停電時に使用できなくなる

自動開閉ドアは、動力が電気なので「停電すれば使用できなくなります」
停電になっても、鍵があれば手動でドアの開閉は可能ですが、手動での開閉が困難な人は、停電時の対策や緊急連絡の方法を検討しておきましょう。

3)定期的に電池を取り替える必要がある

リモコンの電池が切れれば、自動開閉はできなくなります。
DOACの場合、1日10回の使用で2年ほど利用できる設計にはなっていますが、ふいに電池が切れてしまうと困るので「定期的な電池交換が欠かせません」

あるいは、スマートフォンでの開閉ができるようにしておくと、電池切れの心配を抑えられます。

4)引き戸タイプも検討に加えてみて

今回は開き戸タイプの自動開閉システムを紹介しましたが「引き戸に取り付ける商品」もあります。
お使いの玄関が引き戸で、使いやすさを感じているなら検討項目に加えてみましょう。

>リクシルの玄関ドア自動開閉リニアスライドシステム

まとめ│自動開閉で便利な暮らしを

自動開閉ドアについて、メリットデメリットのほか、費用や注意点についても解説しました。

玄関ドアが自動開閉してくれる機能は、高齢者や障がいを持っている人に限らず、誰もが使いやすくなるものです。
日常生活の利便性を向上させるために、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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