玄関ドアリフォームで安い商品はある?│安価な商品の探し方と安い理由を解説
玄関ドアのリフォームを検討中の方は「できるだけ費用を抑えたい」とお思いでしょう。
本記事では安価な玄関ドアの探し方を紹介するとともに、どうして玄関ドアに安いものと高いものとで、価格差が出るのかについても解説しています。
安価なものでも玄関ドアは安くはなく、せっかくリフォームしたのに寒さや機能不足で後悔を抱えてしまっては意味がありません。
価格と機能の差を知って納得してから購入し、満足のいくリフォームにしましょう。
記事の最後に玄関ドアを安く交換するためのコツも紹介しているので、最後まで見てお得にリフォームを完了させましょう。
目次
安い玄関ドアの探し方
最初に、安く玄関ドアをリフォームする一般的な考え方を紹介します。
機能はシンプルに
「付属する機能はシンプル・最低限に」抑えましょう。
最新の玄関ドアは、スマートフォンやカードキーを使用して解錠を行なうもの、さらに顔認証で解錠を行なうものまで登場しており高機能化が進んでいます。
高機能な玄関ドアは本体自体も高額ですし、商品によっては電源が必要になるので電気設備工事が必要になり工賃も高額になりがちです。
便利な機能をつけるほど高額になるので「費用を抑えたい場合は一般的なカギの抜き差しで開閉する玄関ドアを選択」しましょう。
色・デザインはシンプルに
色やデザインにこだわるほど高額になるので「シンプルなデザインを選択」することで費用を抑えることができます。
鋳物があしらわれたデザインのドアは部材費がかかりますし、複数の色を使用した玄関ドアは塗装費、塗装手間がかかるからです。
ただ、リフォーム業者によっては一括して同じ金額で複数のデザインの玄関ドアを仕入れている場合もあるので、同じ金額で複数のデザインから選択できる場合もあります。
断熱性能はこだわらず
高断熱の玄関ドアも販売されていますが、費用を抑えることを目的とする場合は「断熱性能にこだわらず」選択しましょう。
断熱性能が高い玄関ドアほど、高い技術力や断熱性と耐久力を持つ部材を使い、費用が高額になるからです。
ただし、お住まいの間取りが玄関を入ってすぐリビングなど居住スペースの場合は、玄関ドアの断熱性能が生活の快適性に直結するので費用が高額になっても性能にこだわりましょう。
総額で考える
玄関のリフォームは玄関ドアの本体費用だけでなく、交換にかかる人件費、古いドアの処分費用などが加算されるので「総額で考える」ことが大事です。
本体費用が他のリフォーム業者と比べて安価であっても、工賃に転嫁される場合もあるので、見積もりは総額で比較しましょう。
玄関ドアに価格差が出る理由
続いて、見た目は同じなのに玄関ドアに価格差が出てしまう理由を詳しく見ていきましょう。
玄関ドアの違いを把握することで、あなたに合った玄関ドアを適切に選択できます。
機能に差がある
玄関ドアの基本性能は鍵をかけて安心して生活することですが「様々な機能が付加されること」で価格差が生まれています。
例えば「高性能なカギ」です。
従来のカギは、カギを荷物の中から取り出し、鍵穴にカギを差し込み回転させ、再度荷物にカギを収納する動作が必要でした。
近年では、スマートフォンやカードキー、磁気を帯びたシールをかざせば解錠されるタイプが販売されています。
この場合、カギを荷物の中から探す必要がなくなり、雨の日や急いでいるときもスムーズに解錠・施錠が可能になります。
さらに最近では顔認証タイプの鍵も販売されており、両手に荷物を持っていても楽に解錠が可能になっています。
玄関ドアの主な機能である施錠のほかにも、ドアに鍵をかけたまま部分的に開閉が可能で、採光・通風できる製品、ガラス部分が合わせガラスになっていて防犯性能を高めた製品、耐火性能が高く防火機能を持った製品もあり、快適性能や安全性能が高められています。
こういった機能差は玄関ドアの価格差に影響を与えているといえるでしょう。
デザインに差がある
次に価格に影響を与える要因となっているのは「玄関ドアのデザイン」です。
玄関ドアには複数の種類があります。
一般的な1枚で構成された玄関ドア、2枚で構成されて大きく開閉できる親子ドア、横方向にスライドする引き戸タイプなど、種類によって金額が変わります。
さらに、一部にガラスを使用していたり、欄間が付属していて玄関に光を招き入れるものもあります。
デザインが複雑、構成する部材が多くなるほど本体の費用も高額になりがちです。
近年の玄関ドアはデザイン性を高めた製品も多くあり、木目調や古材の風合いを再現した質感の高い製品も登場していますが高度な技術を用いる分、金額にも反映されているといえるでしょう。
断熱性能に差がある
玄関ドアの価格差は「断熱性能」でも生まれます。
耐久性能が高いため使用されてきたアルミ製のドアは熱伝導率が高く、外気の暑さ・寒さをダイレクトに室内に伝えてしまっていました。
近年の玄関ドアは内部に断熱材が充填され、さらに枠の一部に樹脂を使用して熱が伝わりにくようにする工夫も施されています。
断熱仕様となった玄関ドアの中でも性能に差があり、戸外の温度が同じでも、玄関ドアの表面温度に4度もの違いが生じることがあります。
性能差はそのまま金額に反映され、商品によっては倍以上の値段になることもあります。
メーカーに差がある
玄関ドアは「生産するメーカー」によっても差が生まれます。
日本の住宅で高いシェアを誇るのは「LIXIL」「YKK AP」「三協立山」の三社ですが、他にもたくさんのメーカーがあり、玄関ドアは生産されています。
各社の生産態勢、広告にかける費用、性能など、あらゆる点で違いがあるので、販売する際の金額も異なります。
同等の性能・デザインでもメーカーが違えば金額が安くなる可能性があるので、複数のメーカーの商品の見積もりを取ってみましょう。
玄関ドアを安くリフォームするコツ
玄関ドアの探し方や、価格差が生まれる原因を解説してきました。
最後に玄関ドアを安くリフォームするコツを紹介します。
補助金を受ける
国や県、市町村が予算を設けて行う「補助金」を利用すると安く玄関ドアをリフォームできます。
補助金には細かな条件が定められており、合致する性能や登録された製品を導入することで一部費用を補助金として受け取れます。
2022年は国が「こどもみらい住宅支援事業」という補助事業を実施する予定です。
玄関ドアのほか、窓やガラスの交換も対象になるので、リフォームを検討していた人は利用を検討しましょう。
自治体が独自に補助金を設けている場合もあるので、お住まいの自治体名で補助金を調べると条件のよい補助金が見つかることがあります。
リフォーム業者を選ぶ
「業者を適切に選択すること」も費用を安くするコツのひとつです。
玄関ドア本体をメーカーから仕入れる金額は業者によって異なりますし、ドアを取り付けるための人件費も業者によって変わります。
相見積もりを取るなどして、適切な価格の業者を探してみましょう。
注意するべきは、極端に安価な業者の場合です。
粗雑で速さだけを追い求めた業者を選ばないよう、どうしてその金額で工事ができるのか聞いてみて納得してから契約するようにしましょう。
キャンペーンを利用する
選択できる商品数は限られますが「キャンペーンを利用すること」も安価に施工するための手段です。
メーカーやリフォーム業者には、特定の商品の在庫が重なってしまう場合があり、そういった商品は安価で販売されます。
デザインや機能が気に入ればお得にリフォームできるので、リフォーム業者のホームページなどは頻繁にチェックするようにしてみましょう。
まとめ│長く使う玄関ドアは値段・デザイン・機能を総合して決めよう
玄関ドアを安価にリフォームするコツを紹介しました。
玄関ドアは一度リフォームすると長く使用するものであり、値段だけで決めてしまうと後悔につながる恐れがあります。
値段に加えてデザイン、機能、全てに満足するよう検討を重ねてから決めるようにしましょう。
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