【勝手口が暑い・寒い】7つの断熱対策を紹介│リフォームで対処するコツも解説

【勝手口が暑い・寒い】7つの断熱対策を紹介│リフォームで対処するコツも解説

自宅に勝手口がある人は「勝手口からの熱気・冷気」に悩んでいませんか?

断熱性能が低ければ、夏・冬に外と同程度の温度になる勝手口は、外部の温度を室内に伝えてしまいます。

本記事では、こうした勝手口から伝わる暑さ・寒さに悩む人に向けて「7つの断熱対策」を紹介します。

勝手口の温熱環境を改善する最後の手段は「リフォーム」です。勝手口リフォームの断熱対策についても紹介するので、合わせて参考にしてください。

勝手口が暑い!寒い!7つの断熱対策

はじめに勝手口が夏に暑い、冬に寒いと感じる場合の対策を紹介します。

簡単に取り組めるものから専門の業者に依頼するものまで幅広く紹介するので、利用できる手段を探してみてください。

勝手口にカーテンを設置する

1つ目の方法は「勝手口と室内の間にカーテンを設置する」ことです。

カーテンの設置は、勝手口ドアの枠に突っ張り棒を設置して適度な長さのカーテンをかければよいので、非常に簡単に設置できます。

生地やデザインを選ばなければ少ない費用で設置できるので、とりあえず試すことが可能です。

少し費用を追加して、遮光・遮熱効果の高い製品を購入すると効果を実感しやすいでしょう。

ガラス部分にポリカーボネート板を貼り付ける

勝手口ドアにガラス部分がある場合は「ガラス部分にポリカーボネート板を取り付ける」のも手軽でおすすめです。

勝手口ドアの中でも、ガラス部分は断熱効果が低く、熱を通しやすい部位です。

ポリカーボネート板のように、空気の層が厚い部材を貼り付ければ、断熱効果を実感できます。

発泡スチロールのように、光を通さない素材を利用すると光も遮ってしまうので、光を通したいなら透明な素材の利用がおすすめです。

勝手口本体に断熱効果のある素材を貼り付ける

ガラス部分に加えて「本体部分に断熱効果のある素材を貼り付ける」のも効果的です。

特に本体部分が全てアルミ製の場合、熱された鉄板のような状態になることを防げるので、断熱効果のある素材の貼り付けは高い効果を発揮します。

枠にすきま風用のテープを貼る

勝手口を長い間使用し続けていると、徐々にドア・枠に歪みが生じることがあります。

ドアが歪むと隙間ができ、外気が直接侵入します。

ドア本体と枠の間に「すきまテープを貼り付ける」ことで、すきま風を防止できるでしょう。

ホームセンターなどでも売られているので、気軽に実行できる断熱対策といえます。

>関連コラム:【玄関ドアの隙間】隙間風や虫の侵入のお悩み解決!原因は?対策は?

足場に小型のヒーター・扇風機を導入

暖かい空気は上昇し冷たい空気は下降する特性があるので、冬場は冷たい空気が足元に、夏場は暖かい空気が天井から顔のあたりに溜まります。

「冬場はヒーターで足元を温め、夏場は扇風機で暖かい空気を撹拌」しましょう。

空気を撹拌する専用の機器であるサーキュレーターを利用するのもおすすめです。

土間部分があるならマット・断熱材の敷き込みも

勝手口が設置されているのがコンクリートで作られた土間部分なら「土間に断熱材を敷き込む」のも効果的です。

断熱に配慮されずに作られた土間コンクリートは、コンクリートの下部に断熱材が敷き込まれていないことも多く、玄関ドアとともに外の熱を中に伝えてしまいます。

断熱材を敷き込んで熱が伝わらないようにしましょう。

勝手口の断熱リフォーム

最後の手段は「勝手口の断熱リフォーム」です。

具体的にいうと、勝手口を丸ごと新しい製品に交換することです。

従来の勝手口ドアはアルミで作られており、熱を通しやすい性質を持っていました。

一方で近年の勝手口ドアは断熱性能にも配慮されているので、交換するだけで体感できるほど性能が向上することになります。

>関連コラム:リフォームで勝手口を窓に変更できる?メリットや交換方法まとめ

勝手口の断熱リフォーム「8つのコツ」

勝手口の交換リフォームで暑さ・寒さを軽減できることが分かりました。

加えて知っておくことでさらに効果を高めたり、安価に勝手口を交換できる”コツ”があります。

「カバー工法」と「勝手口の交換」2つの方法があることを認識

>引用:YKK ap マドリモ 断熱窓 戸建用

1つ目は、勝手口の交換リフォームには「丸ごと交換する場合」「カバー工法を利用する場合」があることです。

カバー工法とは、既存の勝手口の枠を残したまま、新しい勝手口の枠と扉を取り付ける工法です。

枠の取り替えが生じないので、丸ごと交換する場合よりも早く、安価に施工できる点がメリットです。

わずかに通路幅が減ってしまう点には留意が必要です。

勝手口にも「内窓」工法がある

>引用:YKK ap マドリモ 内窓 プラマード U

勝手口にも「内窓工法」があることも知っておきましょう。

既設の窓の内側に、もう一つ室内用の窓を設ける製品を「内窓」といいます。

既存の扉・枠の内側に新しいドアを設置するので、カバー工法と同様に早く安く施工できる点がメリットです。

勝手口の断熱リフォームの相場を知る

「勝手口の断熱リフォームの相場を知る」ことも大切です。

会社によって断熱リフォームの費用は異なります。極端に高額な費用を支払うことのないように、平均的にはどの程度の金額で施工できるのか調べておきましょう。

なお、会社によっては概算の見積もりをインターネット上で行えることもあるので、費用の目安を知りたい人は、こうした会社ホームページをみてください。

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勝手口と同時に同じ部屋の窓も交換するのがオススメ

勝手口をリフォームするなら「他の窓も一緒にリフォーム」するのがおすすめ。

温熱環境が悪化する原因は勝手口ドアだけではありません。

その他の窓の性能が低ければ、勝手口ドアを交換しても効果を実感できない可能性があります。

2023年には窓・ドアを対象とした国主導の補助金も用意されているので、利用して一つの部屋全体の断熱対策を図りましょう。

>関連コラム:【2023最新】「先進的窓リノベ事業」とは?窓の断熱性向上で最大200万円の補助

ペアガラス・トリプルガラスがあることを知る

>引用:YKK ap 住まいのトリプルお悩みをトリプルガラスが解決

新しい玄関ドアの多くは「複層ガラス」を利用することで断熱効果を高めています。

この複層ガラス、実は「ペアガラスとトリプルガラス、2つの仕様」があります。

当然、ガラスの数が多いほど効果も高まるので、予算が許すならトリプルガラスを利用しましょう。

勝手口の枠の種類を知る

ガラス部分に加えて「枠部分の種類」も把握が必要です。

現行の製品は主には「オール樹脂」タイプと「アルミ樹脂混合」とがあり、オール樹脂タイプのほうが高い断熱性能を発揮します。

価格は高くなりますが、枠からの熱の侵入を大幅に軽減できるので、予算が許すなら樹脂タイプも候補に入れましょう。

引き戸よりもドアタイプのほうが気密性能は高め

断熱性能を意識して勝手口をリフォームするなら「引き戸タイプよりもドアタイプ」の方がおすすめです。

引き戸タイプの勝手口は、勝手口の向こう側に人や物があっても開閉の邪魔にならず、使い勝手に優れます。

一方でスライドする構造上、気密性能を確保することが難しく、隙間風を感じてしまうことも。

暑さ・寒さが伝わること、勝手口からの隙間風が入ることに不満を感じるなら、しっかり閉め切れるドアタイプの勝手口をおすすめします。

自然の風を取り込みたいなら「通風タイプ」もおすすめ

自然の風を取り込みたいなら「通風タイプ」もおすすめ

>引用:YKK ap ドアリモ 勝手口ドア

「気密・断熱性能を確保しつつ、気候のよい時期には外からの風も取り込みたい」という人には「通風タイプ」の勝手口ドアがおすすめです。

勝手口のガラス部分の一部が、風は通しつつ人が通れない程度に開閉するので、防犯に気を使いながらも外の空気を取り入れられます。

まとめ│勝手口の断熱リフォームで快適な室内空間に

まとめ│勝手口の断熱リフォームで快適な室内空間に

>施工事例:勝手口ドア交換(茨城つくば市)

「勝手口から暑さ・寒さが伝わってくる…!!」

こうした、勝手口の断熱・気密性能に不満を抱えている人に向けて、気軽に断熱効果を高める方法や、根本的に断熱・気密効果を高める断熱リフォームについてお伝えしました。

面積の大きな勝手口は、断熱性能が低ければ、部屋の中に冷たさ、または熱さを容易に伝えてしまいます。

勝手口に何らかの対策を施して、室内の温熱環境を改善しましょう。

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