これまでの勝手口ドアにはおしゃれな印象がなく、家の出入り口としての利便性だけが求められてきました。

しかし最近の勝手口ドアは、カラーバリエーションもあり、スッキリとしたデザインがおしゃれな印象です。

さらに家の中の環境が快適に整うための機能が加わり、実用性とデザイン性が高まっています。

お客様の目に触れにくい勝手口ドアですが、できることならおしゃれに仕上げたいですよね。

 

こちらの記事では、おしゃれにデザインされた勝手口ドアの実用性を詳しくお伝えしていきます。

勝手口ドアのリフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

 

勝手口ドアのおしゃれなデザインと実用性​

勝手口ドアの実用性にはどのようなことがあげられるでしょうか。

おしゃれなデザインと共に、ご紹介します。

 

光を採り込むことができる​

勝手口ドアの広い範囲にガラスを利用することで、外の自然な光を採り入れることができます。

ドアにガラス部分が多いと不安に思う点がいくつかありますが、しっかりと対策されているので問題はありません。

 

【家の中が見えにくいガラス】

基本的にすりガラスが使われているので、外から中の様子を伺いにくくなっています。

しかしドアの近くに立ったり、夜になったりすると、人影が写りやすくなるので、人目が気になる場合は気を付けましょう。

対策としてはブラインドやカーテン、ロールスクリーンカーテンを付けるのがおすすめです。

 

【強化ガラス仕様で安全】

ガラスと聞くと割れるのではないかと不安になるはずです。

ドアノブの近くを割られて手を入れられたら、鍵を解除されてしまいます。

しかし勝手口ドアに取り付けられるガラスは、防犯性に特化した合わせガラスになっているので、強い衝撃を加えてもヒビが入る程度です。

貫通させるとなると、かなりの大きな音と時間がかかるので侵入を諦めることになるでしょう。

 

もし専用のカッターなどを利用した侵入への対策を取りたい場合は、鍵への見直しも有効です。

さらにガラス部分に格子が取り付けられていると、防犯性を高められる上に、強風などで物が飛んできても、キズや破損を防ぐことができます。

この格子の入り方もさまざまなので、お好みのデザインを選べば、おしゃれな雰囲気を楽しむことができるでしょう。

格子のデザインについては、後ほどご紹介いたします。

 

【夏の暑さや冬の寒さへの対応】

勝手口ドアに付けられたガラスは、断熱性にすぐれているものもあり、部屋の室温に影響を与えません。

冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるので、快適な室内温度を保つことができます。

 

このように機能性の高いガラスを利用すると、ガラスであることへの不安を軽減することが可能です。

ドアを閉めた状態で採光できる勝手口ドアは、暗くなりがちなキッチンを明るいイメージに整えてくれます。

ガラスを多く使ったドアは、見た目にも軽くスッキリとした印象です。

＜関連記事＞「勝手口ドアの防犯対策は万全ですか？勝手口が狙われやすい理由・防犯のポイントを紹介」

 

部屋に風を通すことができる​

勝手口ドアを閉めたまま、通風できるタイプを選べば、部屋の換気を効率的にすることができます。

勝手口ドアの中央部分が上げ下げ窓になっていて、上部・下部、又は両方から通風できる仕様です。

 

換気の基本は空気の入り口と出口をつくって、空気の流れを作ることが重要です。

上下両方に通風口がつくれる勝手口ドアは、入り口と出口、両方の機能を1枚のドアで賄うので、効率のいい換気ができます。。

もちろん通風口部分には細かな網が付いているので、虫の侵入は防げます。

＜関連記事＞「勝手口ドアを引き戸にするメリットは？便利になるプラスワンポイントも」

 

勝手口ドアのおしゃれなデザインをご紹介

​では次に、勝手口ドアのデザインをご紹介していきます。

勝手口ドアの機能性がどのようなデザインに仕上がっているのか、またカラーバリエーションなどご覧ください。

 

外の光をたっぷり採り入れる勝手口ドア

【YKK ap ドアリモ勝手口ドア 全面ガラス】

全面がガラスでできた勝手口ドアなので、外の自然な光をたっぷりと部屋に届けることができます。

格子などがないので、スッキリとしたデザインが印象的です。

断熱タイプやアルミタイプなど機能性も揃っているので、お住まいの地域に合わせたり、勝手口を設置する方角にあわせて選ぶことをおすすめします。

ドアサイズは、幅：578mm ～888mm　高さ：1541mm ～2291mmです。

 

機能性によってカラーバリエーションも違ってきます。

• 外観色：ホワイト・ブラウン・カームブラック・プラチナステン
• 内外観同色：ホワイト・ブラウン・カームブラック・プラチナステン
• 内観色（内外観別色）：ホワイト・クリア・ナチュラル・ダークブラウン
• アルミタイプ（アウトセット枠・カバー枠）：ホワイト・ピュアシルバー・プラチナステン・ブラウン

特に内外観色が可能な場合は、部屋のインテリアとマッチしやすいので、おしゃれな仕上がりになります。

内外観同色であっても、壁のクロスはホワイトが主流なので、部屋に馴染みよく収まるでしょう。

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格子がデザイン性を高めたおしゃれな勝手口ドア

【リクシル　リシェント勝手口ドア　断熱仕様　G型 井桁格子】　

勝手口の防犯性を高めるなら、格子のあるタイプがおすすめです。

格子が細かい方が、ガラスへの衝撃を加えにくかったり、手を入れにくかったりします。

格子を後からつけることもできますが、もともと設置してあるのと比較すると外しやすいので注意が必要です。

また格子の入り方で見た目の印象も少し違うので、お好みで選ぶのもいいですね。

【そのほかの格子のタイプ】

• J型 デザイン横格子（ピッチ広めの横格子）
• H型 横格子（ピッチ広めの横格子）
• K型 ヒシクロス格子（格子が斜めに入ることで、ひし形の柄になっている格子）
• L型 縦格子（縦横格子のピッチが違うので、縦に長い長方形柄になっている格子）

このタイプは採光ができる上に、ガラス部分が上げ下げ窓になっているので、ドアを閉めたまま換気をすることができます。

先述したように、窓を中央に寄せれば、上部と下部が解口されて、空気の入り口と出口を作れるので効率的です。

空気の入れ替えをするために開けられた部分に関しては、網戸の設置ができますし、網目の細かさも選択することができます。

 

ドアサイズは、幅：506mm ～906mm　高さ：1440mm ～2251mmです。

内外観同色：シャイングレー・オータムブラウン・ブラック・ホワイト・ブロンズ（オータムブラウン）

基本的に内外観同色ですが、ブロンズだけ例外で内観がオータムブラウンになります。

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まとめ​

勝手口ドアは人目に付きにくいですが、好みのデザインを選んでおしゃれに仕上ていきましょう。

もちろん勝手口ドアの機能性も重視して、実用的な出入り口にする必要はあります。

• ガラスの部分を利用して、自然の光を部屋に届ける
• ガラスの部分を上げ下げ窓にして、効率よく換気をする

 

庭やガレージへの出入りが便利になる勝手口ドアに、採光と換気が加わっているので、利便性の高さはいうまでもありません。

キッチンを明るくしたい、安全に換気がしたいとお悩みの方は、勝手口ドアのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

おしゃれな勝手口ドアで、生活を快適に整えていきましょう。

 

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