玄関タイルのリフォーム費用|リフォーム方法(タイルの上にタイル等)や素材など解説
玄関タイルが古くなると、汚れ、ヒビ、欠けなどが目立つようになります。見た目が良くないですし、お子様が転んでケガをする等の心配もありますよね。
でも玄関タイルは毎日汚れる場所です。「リフォームは必要だけどあまり費用をかけたくない」というのが本音ではないでしょうか。
そこで今回は玄関リフォームの専門家である(株)アキバG&R(アキバ ジーアンドアール)が、玄関タイルリフォームについて詳しく解説します。
費用相場、リフォーム方法、玄関タイルに使える素材などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
玄関タイルのリフォーム費用相場
まずは玄関タイルのリフォーム費用相場を確認しましょう。「業者に依頼」、「DIY」両方の費用相場を紹介します。
業者に依頼する場合の費用相場
費用相場は、以下の項目を合算した金額です。
- ・材料代:5,000円前後~15,000円前後/1㎡
- ・工事費:10,000円前後/1㎡
- ・既存タイルの解体費用、処分料:状況によって違います
広さ別の費用相場も計算してみました。
- ・1畳ほど:25,000円前後〜42,000円前後+解体費用+処分料
- ・3畳ほど:75,000円前後〜125,000円前後+解体費用+処分料
- ・6畳ほど:150,000円前後〜250,000円前後+解体費用+処分料 など
※あくまでも目安の価格です。価格は状況によって変動します。
この他リフォーム方法、タイルの素材などによって費用が変動するため、まずはリフォーム会社に現地調査を依頼しましょう。
予算をしっかり伝えた上でリフォームプランを決め、詳細な見積もりを作成してもらうのがおすすめです。
DIYの費用相場と注意点
費用相場は、以下の項目を合算した金額です。
- ・材料代:3,000円前後〜10,000円前後/1㎡
- ・既存のタイルの処分料:お住まいの自治体ごとに処分方法、処分料が違います
ちなみにホームセンターでは「タイルの一部破損やヒビを補修するためのキッド」も購入可能です。(2,000円前後から販売されています)
ただしDIYをする際は、以下の点にご注意ください。
- ・既存タイルの解体に失敗すると、下地のコンクリート補修も必要になるケースがある
- ・新しいタイルを貼る際に、均等にズレなく貼るのが難しい
- ・タイル選び、リフォーム方法を調べる時間がかかる
- ・余裕を持って施工時間をとる必要がある(慣れない作業には時間がかかるため)
業者に依頼すると「失敗がない」、「時間がかからない」、「リフォーム方法や素材について調べる必要がない」などのメリットがあります。
DIYをするかどうかは、慎重に検討しましょう。You TubeなどでDIY動画をチェックして、本当にできるかを考えてみるのもおすすめです。
マンションの玄関リフォーム注意点
マンションの玄関リフォームをする際は、事前にマンション規約を確認しましょう。
規約で「材料」や「デザイン」が指定されているケースもあるため、ご注意ください。
ちなみに玄関タイルは専有部分のため、規約での指定がないケースが一般的です。玄関ドアはマンション全体の外観に影響するため、「規定で指定がある可能性が高い」と考えておきましょう。
玄関タイルのリフォーム方法3種類
玄関タイルのリフォーム方法は主に3種類あり、それぞれ費用が違います。既存のタイルを解体しない方法であれば、費用を抑えられますよ。
- ・既存のタイルを解体してタイルを貼り直し
- ・玄関タイルの上にタイルを貼る
- ・玄関タイルの上にシートやクッションフロアを貼る
既存のタイルを解体してタイルを貼り直し
玄関タイルリフォームの中で一番大掛かりな方法ですでが、以下のメリットがあります。
- ・仕上がりがキレイ
- ・長持ちする
- ・既存の玄関ドアを使える など
費用相場は前述したとおりで、【材料代:5,000円前後~15,000円前後/1㎡+工事費:10,000円前後/1㎡】のほか、解体費用や処分費用が必要です。
またエントランス(門から玄関の入り口)のタイル交換も必要な場合は、施工面積によって数十万円の費用が必要となる可能性があります。
玄関タイルの上にタイルを貼る
既存の玄関タイルを解体せず、古いタイルに新しいタイルを乗せるという方法です。以下のメリットがあります。
- ・既存タイルの解体、処分が必要ない
- ・工期が短い
完全にタイルを貼り替えするよりも費用が抑えられるのですが、以下のデメリットにご注意ください。
- ・「既存タイル+新しいタイル」でタイルの厚みが出る
- ・地震等で既存のタイルの状態が変化したとき、新しいタイルにも影響が出る可能性がある
- ・将来玄関タイルを完全貼り替えする際に、解体費用、処分費用が高くなる可能性がある
特にタイルの厚みが出る点については、「玄関ドアがうまく開閉できなくなる」等の不具合が出るケースもあります。DIYでも施工可能ですが、玄関ドアが以下のようなタイプの場合は、業者に施工を依頼するのがおすすめです。
- ・内開きドア
- ・内側に開く引き戸
- ・折れ曲がるタイプのドア
玄関タイルの上にシートやクッションフロアを貼る
既存の玄関タイルに不具合(ヒビ、欠けなど)がなくて玄関の模様替えが目的であれば、この方法がおすすめです。
玄関タイルの上に貼れるシートやクッションフロアが販売されていて、デザインも豊富です。ネット通販やホームセンターで探してみましょう。
また施工方法も「両面テープで貼り付け」、「のりで貼り付け」といった簡単な方法が一般的です。気軽にDIYできますね。
ただしシートやクッションフロアは、タイルに比べて耐久性が低い点がデメリットです。
水分、熱などによって短期間で劣化する可能性があることを想定した上で、採用を検討してみてください。
玄関タイルに向いている素材、素材別のメリット・デメリットを紹介
玄関タイルに向いている主な素材は、以下の3種類です。
- ・コンクリート(モルタル)
- ・天然石
- ・セラミック(陶器質)
素材によって費用や使い勝手が違うため、各素材のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
【コンクリート(モルタル)】
コンクリート(モルタル)は光沢があって見た目が良く、掃除がしやすいというメリットがあります。
一方で柔らかくて欠けやすいため、使い方によっては短期間で破損してしまうケースもあります。特に寒い場所で欠けやすい性質がある点にご注意ください。
※寒い場所とは-0.5〜-2℃程の場所で、欠けやすい理由はコンクリートに含まれている水分が凍結するためです。
コンクリートに防凍剤を含ませることで破損を防止できるため、玄関にコンクリートを採用する場合は、専門家に相談しながらプランを進めるのがおすすめです。
【天然石】
天然石とは大理石、御影石、玉石などのことです。高級感のある見た目と耐久性の高さから、ホテル等の商業施設でもよく採用されます。
ただし石によって性質が違うため、採用する石の性質を理解した上で使っていく必要があります。
- ・水を含みやすい
- ・シミになりやすい
- ・滑りやすい など
また材料費が高いため、予算に合うかどうかもしっかり確認しましょう。
【セラミック(陶器質、磁気質など)】
デザインが豊富で耐久性が高いため、玄関によく使われる素材です。
ただし吸水率が低い商品も多いため、水に濡れると滑りやすくなる点に注意しましょう。
玄関タイルを長持ちさせるお手入れ方法
玄関は家族やお客様が出入りする場所です。気持ち良く通過できるよう、定期的にお手入れをしましょう。
基本的なお手入れの流れは、以下のとおりです。(シートやクッションフロア以外)
ホウキでゴミを掃き出す
↓
水をまいてブラシ等で汚れを落とす。(頑固な汚れにはメラミンスポンジが効果的です)
↓
水分を拭き取る
シートやクッションフロアの場合は、水をまかずに雑巾で汚れを拭き取りましょう。水をまくと、シートやクッションフロアの下に水が入り込んで乾かず、カビ発生等の問題が起きる可能性があります。
まとめ:玄関タイルを依頼するリフォーム業者の選び方
玄関タイルのリフォーム費用等、リフォーム前に知っておくべき情報を紹介してきました。
玄関タイルをリフォームすると、玄関全体の雰囲気が一変します。玄関タイルにヒビ、欠けなど気になる部分がある場合は、今回の情報を参考にしながら業者に問い合わせをしてみてください。
また施工の依頼先は、できれば玄関リフォーム専門業者を選ぶのがおすすめです。専門業者は素材ごとの特徴を把握していて、予算やライフスタイルに合う最適なプランを提案できるためです。
お近くのリフォーム会社の中から、ぜひ専門業者や玄関リフォームの施工実績が豊富な業者を選んでください。
(株)アキバG&Rは玄関リフォームの専門業者です。
玄関のお困りごとを迅速な対応&高い技術力で解決いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
現地調査は無料ですので、実際の玄関を拝見しながら予算やご要望に合うプランを提案いたします。
株式会社アキバG&Rの施工エリア
弊社では茨城県を中心とした関東北部でリフォームを承っています。対象エリアを以下に記載します。
茨城県
下妻市、筑西市、八千代町、坂東市、常総市、つくば市、土浦市、つくばみらい市、守谷市、かすみがうら市、小美玉市、石岡市、桜川氏、結城市、五霞町、境町、龍ヶ崎市、牛久市 ほか
埼玉県東部
春日部市、久喜市、越谷市、幸手市ほか
栃木県南部
宇都宮市、真岡市、下野市、栃木市、小山市ほか
千葉県西部
野田市、我孫子市、松戸市、柏市ほか