玄関ドアの戸当たりは必要?メリットや種類・後付けする方法

玄関ドアの周辺には、ドアがものにぶつかるのを防ぐために「戸当たり」と呼ばれる部材が使われることがあります。

しかし元々付いていない場合には、リフォームで設置することも可能です。

そこで本記事では、戸当たりのメリットや後付けする方法についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

玄関ドアの戸当たりとは

玄関ドアの「戸当たり」とは、ドアが閉まる際にドア枠や周囲の壁と接触してしまうのを防ぐために設置される部分のことを指します。

これにより周囲の建材が傷つくのを防ぎ、ドア自体の耐久性も高める効果が期待できます。

一般的にはゴムやパッキンといったクッション素材が使われ、衝撃や隙間を緩和する構造になっていることが多いです。

玄関ドアの戸当たりのメリット

ここでは、玄関ドアの戸当たりのメリットについてご紹介します。

「玄関ドアに戸当たりの後付けを検討している」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

玄関ドアの開き過ぎを防げる

戸当たりは、ドアが一定の角度以上に開かないように制限する役割を持っています。

これによりドアが風や不意の力で勢いよく開いてしまうのを防ぎ、ドアや壁の傷や破損を防止します。

もし玄関ドアが過度に開くと、周囲の壁やドア自体に負荷がかかり、破損やひび割れの原因になってしまいます。

またドアヒンジや留め具への負担も増し、ドアの耐久性が低下する恐れがあります。

特に玄関ドアは家の出入りで頻繁に使用されるため、傷や劣化が進みやすい部位です。

戸当たりを設置することでドアの開閉が制御され、ドアや壁の寿命が延び、メンテナンスの頻度や修理費用も抑えられるのがメリットです。

さらに戸当たりは後付けも可能なので、既存のドアに追加して安全性と耐久性を高めたい場合にもおすすめです。

強風時にクッションになる

強風の日に玄関ドアを開けると、風に煽られてドアが急に大きく開いたり、予想外の勢いで閉まったりすることがあります。

こうした場合に戸当たりはドアと壁との間でクッションの役割を果たし、衝撃を緩和する役割があります。

またドアが強風で勢いよく動くと、ドアや壁だけでなくガラスや装飾の破損の原因にもなるため危険です。

さらに、強い衝撃が加わるとドアヒンジやロック機構の劣化も早まります。

戸当たりはドアが過剰に開閉する際にその衝撃を吸収して強風による不測の損傷を防ぎ、ドアや周辺設備の耐久性を守る重要な役割を果たします。

特に玄関ドアは屋外の風の影響を直接受けやすいため、戸当たりのクッション機能があると安心です。

事故やケガを予防できる

戸当たりは、玄関ドアが勢いよく閉まる際に指や手を挟む事故やケガを予防する役割も果たします。

特に小さなお子さまやペットがいる家庭では、手や指がドアと壁に挟まれてけがをする危険性が高まります。

戸当たりはドアの衝撃を緩和することで挟み込み事故を未然に防ぎ、家族の安全を確保するための対策になるのです。

またドアの動きが急激に制限されることで、年配の方や体の不自由な方が玄関を通る際の安心感も高まります。

後付けの戸当たりも多く販売されているため、事故防止の観点から家族全員が安心して使える環境を整えることが可能です。

玄関ドアの戸当たりの種類|位置や設置方法

ここでは、玄関ドアの戸当たりの種類についてご紹介します。

位置や設置方法の違いを知ることで、ご自宅の状況に合ったタイプを選んでみてください。

埋込タイプ

「埋込タイプ」の戸当たりは、玄関ドアや床に直接埋め込む形式で設置するため、設置後も見た目がすっきりとして目立ちにくいのが特徴です。

特に新築時に採用されることが多く、玄関周りのデザインやインテリアを邪魔しない一体感が得られます。

埋め込み設置のため、長期間にわたって安定した固定力を発揮し、ドアの開き過ぎを確実に防げます。

耐久性も高く、劣化や衝撃に強いので頻繁にメンテナンスを行う必要がありません。

ただし設置には床面を加工する工事が必要になるため、後付けにはやや手間がかかる点に留意が必要です。

設置後の安定感と見た目の美しさを重視する方には、最もおすすめのタイプです。

壁付けタイプ

「壁付けタイプ」の戸当たりは、玄関ドアの背後の壁に取り付ける方法です。

ドアの動く範囲合わせて壁側に取り付けられることが多く、壁を保護しつつ衝撃を吸収する役割を果たします。

このタイプはドアが勢いよく開くことで壁に傷がつくのを防ぎ、特に強風や勢いでドアが急激に開いた際のダメージを軽減します。

壁付けタイプの戸当たりは、較的手軽に設置でき、場所によってはDIYでも取り付け可能な製品もあります。

さらにデザインやサイズも多様で、部屋の雰囲気に合わせて選べるのも魅力です。

置くだけタイプ

「置くだけタイプ」の戸当たりは、ドアの足元に単純に置くだけで設置できる形式で、工事や取り付けの手間がかからないのが最大の特徴です。

設置が簡単なためすぐに利用でき、使いたい場所に移動させることもできるので、引っ越しや模様替えの際にも便利です。

デザイン性の高いものや、インテリアに合わせたカラフルなものも多いため、実用性と装飾性を兼ね備えたアイテムとしても人気です。

ただし移動してしまう可能性があることから、小さなお子さまやペットがいる場合には、足で蹴ってしまわないよう注意が必要です。

玄関ドアに付けるタイプ

「玄関ドアに付けるタイプ」はドア自体に直接取り付ける戸当たりで、ドアの上部に設置するタイプが多いです。

ドアと一体化して動くため開閉のたびに自然に戸当たりとしての役割を果たし、ドアの動きが制限されてしまう心配が少なく、場所を取らないのが魅力です。

ドアを開けた際に直接ドア自体に戸当たりが付いていることで、勢いで壁に当たるのを防ぎ、傷を回避できます。

デザインも豊富でドアに合わせた選択ができるので、利便性と省スペースを求める方に適しています。

玄関ドアの戸当たりでよくある疑問

ここでは、玄関ドアの戸当たりに関するよくある疑問についてご紹介します。

玄関ドアの戸当たりはDIYできる?

DIYで設置可能なタイプであれば、種類や取り付け方によっては初心者でも比較的簡単に行えます。

ただし取り付けの際には、戸当たりがしっかりと固定されることが重要です。

適切に取り付けないとドアや壁に傷がついたり、固定が不十分で機能が損なわれたりする可能性があるため、注意が必要です。

もしDIYに不安がある場合や設置場所に特殊な素材が使用されている場合は、専門の業者に依頼しましょう。

タイルに後付けできる?

タイル床やタイル壁に玄関ドアの戸当たりを後付けすることも可能ですが、通常の壁や床に比べていくつかの注意点があります。

タイルは硬くて割れやすいため、穴を開けてネジで固定するタイプの戸当たりを設置する際は、特別なドリルを使用して慎重に作業する必要があります。

強い衝撃を加えるとタイルが割れてしまうリスクがあるので、ゆっくりとした速度でドリルを使用するのがポイントです。

状況によっては「置くだけタイプ」や、粘着テープで取り付けるタイプの戸当たりにする方が安心です。

まとめ

玄関ドアは頻繁に開閉する場所なので、戸当たりを設置することで周辺部分の傷付きを予防しておくと安心です。

リフォームで後付けすることも可能なので、ぜひ検討してみましょう。

本記事でご紹介した注意点を参考に、ご自宅に合った対策を計画してみてください。

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