窓の隙間を埋めるには|対策やリフォーム方法まとめ
築年数の経った住宅では、いつの間にか窓に隙間が空いていることがあります。
しかしそのまま放置してしまうと家全体のトラブルも誘発してしまうので、対策が必要です。
そこで本記事では、窓の隙間が生じる原因や対処法についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
窓の隙間を埋めたい!
築年数が経った住宅では、気付かないうちに窓の隙間が生じることが多いです。
この隙間を放置すると、断熱性能や防音性能が低下して冬場の寒さや夏場の暑さが窓から侵入しやすくなるため、住宅の快適性に影響を与えます。
住宅の設計課題や住まいの維持管理においても重要な要素であり、建築設計の観点からも長期的なメンテナンス計画を考慮する必要があります。
窓の隙間で生じるデメリット
ここでは、窓に隙間が空くことのデメリットについてご紹介します。
窓周辺は熱の移動が発生しやすい箇所なので、生活全体に支障が出るトラブルが多いです。
防音性が低くなる
窓の隙間が生じると、外部の音が室内に入りやすくなることで防音性が低下します。
特に交通量が多く近隣の騒音が気になる場所では、生活の快適さに大きな影響が生じる点も問題です。
逆に家の中の生活音も外に漏れやすいため、プライバシーの問題も生じます。
断熱性・気密性が保てなくなる
窓の隙間ができると外気が室内に入りやすくなり、断熱性や気密性が低下します。
冬は冷気、夏は熱気が流入しやすくなり、冷暖房効率が悪化して光熱費が増加する可能性もあります。
室内の快適な温度が維持しづらいので、特に小さなお子さまや高齢の家族がいる場合に健康を損ねやすいです。
空き巣被害に遭いやすくなる
窓に隙間が生じると、その部分が空き巣に狙われやすくなります。
隙間があることで工具を使って簡単にこじ開けられるリスクが高まり、防犯性能が低下するのです。
結果として家のセキュリティが弱まり、侵入被害の可能性が高くなってしまいます。
虫が入ってくる
窓の隙間があると、外から小さな虫が室内に侵入しやすくなります。
特に夏場は蚊やゴキブリなどが隙間を通って入り込みやすく、衛生面や快適な生活に悪影響が生じます。
これにより害虫対策が必要になるため、手間が掛かるのがデメリットです。
窓の隙間を埋める方法①小さい隙間の場合
ここでは、窓の隙間が小さい場合におすすめの対処法についてご紹介します。
程度が軽微であれば、簡単な方法で対応できる場合もあります。
隙間テープを貼る
隙間テープは簡単に貼り付けられ、隙間風や防音対策に効果的です。
100均やホームセンターでも手軽に購入可能でコストが低いため、応急処置として採用されるケースが多いです。
特に湿気や紫外線で劣化してしまうことが多いので、定期的な貼り替えが必要になります。
また見た目が多少目立ってしまう場合もあり、デザインにこだわる際には注意が必要です。
気泡緩衝材(プチプチ)を貼る
気泡緩衝材(プチプチ)を窓に貼ることで断熱効果が得られ、小さな隙間からの冷気を防げます。
軽くて取り外しが簡単ですが、外観が損なわれやすいのがデメリットです。
また通気性を完全に遮れるわけではないため、長期的な使用には向いていません。
さらに湿気が溜まるとカビが発生してしまうこともあるので、定期的な貼り替えや掃除を行うようにしましょう。
パテで埋める
パテは小さな隙間をしっかりと埋めることが可能で、気密性や断熱性を向上させるのに役立ちます。
乾燥後は硬化して長持ちしますが、施工が少し難しく、DIYだと硬化後の見た目が粗くなる可能性があるため注意しましょう。
できればDIYではなく、専門業者に依頼する方が安心です。
クレセント錠を修理する
クレセント錠とは、一般的な窓に使われている鍵のことを指します。
これが緩んでいる場合、隙間が生じることがあるのです。
そのため修理または調整することで、窓の隙間を防げます。
機能を復活させることで防犯性も向上しますが、劣化している場合は本体の交換等のリフォームを行いましょう。
窓の隙間を埋める方法②リフォームが必要な場合
ここでは、窓の隙間が比較的大きい場合の対処方法をご紹介します。
専門的な工事が必要になるため、業者に依頼して行うのがおすすめです。
内窓を設置する
内窓の設置によって断熱性・防音性を大幅に向上でき、隙間風対策にも効果的です。
既存の窓をそのまま使用できるため、窓の撤去が難しい場合にも対応できます。
比較的簡単に施工可能ですが、周辺に設置スペースの余裕が必要です。
また窓の開閉が二重になるため、少し手間が増えます。
窓を撤去・交換する
窓を撤去・交換する方法は根本的な改善策なので、隙間や性能の劣化をしっかりと解消できます。
また新しい窓サッシやガラスに交換することで、見た目も機能もリフレッシュできるのがメリットです。
ただし費用と施工時間が掛かり、大掛かりなリフォームになるため計画的に進める必要があります。
断熱性の高い製品に交換する場合にはリフォーム補助金の対象になるケースもあるため、ぜひ活用してみましょう。
窓の隙間を埋める際の注意点
ここでは、窓の隙間を埋める際の注意点についてご紹介します。
対応が不適切だと家全体のトラブルにつながることもあるので、気を付けて行いましょう。
特にDIYで作業を行う場合には、事故等のリスクも生じるため注意が必要です。
賃貸では許可が必要な場合も
賃貸住宅で窓の隙間を埋める場合、リフォームや大きな変更を加える際には大家や管理会社の許可が求められます。
無断での施工は契約違反となることがあるため、事前に確認することが重要です。
基本的には、退去時に原状復帰が可能な程度の簡易的な方法を選んだ方が安心です。
DIYより業者依頼がおすすめ
最近ではホームセンター等で修理グッズが手軽に購入できるので、DIYでの隙間埋めができる場合もあります。
しかし根本的な修理や窓の交換を行う場合には、専門業者に依頼する方が確実です。
特に技術が必要な作業や防犯対策を考慮する場合、プロに依頼することで長期的に安全で効果的な対策が得られます。
また専門業者だと、万が一の際のアフターサポートも得られるため安心です。
トラブル時には無償で対応してもらえる場合もあり、DIYよりも総合的な満足度が高くなります。
内窓の設置といった省エネ関連のリフォームの場合には、補助金制度が活用できるケースもあります。
お住まいの自治体で独自の補助金制度を実施していることもあるので、ぜひ活用してみましょう。
まとめ
窓に隙間が空いていると、断熱性能や防犯性に不安が生じます。
そのため少しでも異変を感じたら、すぐに対応するのがおすすめです。
できればなるべくDIYではなく専門業者に依頼した方が、長い目で見ると安心です。
本記事でご紹介した注意点を参考に、ご自宅に合った対策を計画してみてください。
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