玄関ドアはガラスでおしゃれに|デメリット解決策まとめ

玄関ドアはガラスでおしゃれに|デメリット解決策まとめ

玄関ドアは「家の顔」とも呼ばれる場所で、外観の印象を左右するポイントです。

ガラスが入っている玄関ドアは、おしゃれで洗練された印象になります。

しかし「割れやすいのでは?」「デメリットはあるの?」と気になる点も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、ガラスの入った玄関ドアの計画ポイントや注意点をご紹介します。

これから玄関ドアのリフォームや新築をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

玄関ドアにガラスを入れるメリット

ここでは、玄関ドアにガラスを入れるメリットについて簡単にご紹介します。

「玄関にガラスを入れようかな…」と迷われている方は、チェックしてみましょう。

おしゃれになる

玄関ドアにガラスを取り入れることで、デザインが洗練された魅力的なエントランスになります。

ガラスの透明感や光の反射がドアと調和し、全体のバランスを保ちながらも軽やかな印象になるのが特徴です。

またガラスのデザインには、様々な選択肢があります。

クリアガラス、曇りガラス、ステンドグラス、エッチングガラスなど、ドアのスタイルや住宅のテーマに合わせて選べます。

ガラスの種類やデザインを工夫することで、自分らしいスタイルを反映した玄関ドアを作り上げましょう。

玄関が明るくなる

ガラスがあることで自然光が玄関に入りやすくなるため、玄関内部がより明るくなります。

明るい玄関は、家の外観や内部のデザインにおいて視覚的な魅力を高めます。

ガラスを通して外の景色や庭の植物が見えることで、より開放的になるのもメリットです。

暗い玄関は閉鎖的な印象を与えるのに対し、明るい玄関はお客様を温かく招く雰囲気も醸し出します。

また自然光を有効に利用することで、昼間は電気を使わずに十分な明るさを確保できます。

これにより、電気代の節約にもつながるためおすすめです。

通風・換気が可能

換気口のあるタイプの玄関ドアは、窓と同様に空気の循環を促進する役割を果たします。

ガラス部分が開閉できるタイプであれば、自然の風を室内に取り込めるためおすすめです。

特に季節の変化や天候の良い日には、外部から新鮮な空気を取り入れることで室内の空気がよりフレッシュになります。

特に湿度が高い時や調理中など、室内の空気が蒸し暑くなったり不快になったりする場合に、ドアを開けて通風することで快適な環境を維持できます。

玄関ドアガラスのデメリットと解決策

ここでは玄関ドアにガラスを取り入れるデメリットと、その解決策についてご紹介します。

ガラス入りのタイプは見た目がおしゃれですが、機能面を心配する声も多いです。

適切な対策を行えば基本的に問題ないため、ぜひチェックしてみましょう。

防犯性が低くなる

ガラスは衝撃が加わると壊れやすいため、外部から割られてしまうリスクが高まります。

特に大きなガラスパネルの場合、割れてしまうと大きな開口部ができてしまい、簡単に内部に侵入できてしまうのがデメリットです。

また、外から室内が見えてしまう可能性もあります。

これにより泥棒が内部の状況や貴重品の位置を確認しやすくなるため、侵入計画を立てやすくなります。

特に長時間留守にする際や夜間には、対策が必要です。

【解決策】防犯フィルムを貼る

防犯対策としては、専用フィルムを貼る方法が手軽でおすすめです。

ガラスの内側に貼ることで、割れた場合でもガラスの破片が飛び散らず、侵入を遅らせる効果があります。

また割ろうとすると大きな音が発生するため、それを嫌がる侵入者を跳ね返す効果も期待できます。

目隠し効果を付けるのであれば、スモークタイプのフィルムが向いています。

外部からの視線を遮断し、内部の様子が見えないようにします。

フィルムは透明度を選べるため、外光の入り方等を考慮して選定しましょう。

光がまぶしい

玄関が南向きや西向きの場合、日中の直射日光がガラスを通して玄関内に強く差し込むことがあります。

光が非常にまぶしく感じられると、目に負担が掛かってしまうことも…

また強い光が室内に差し込むことで、特に夏場には室内の温度が上昇しやすくなってしまいます。

これによりエアコンなどの冷房設備に頼る必要が増え、エネルギー消費が増加するのがデメリットです。

【解決策】遮光カーテン等を付ける

まぶしさを軽減するには、ガラス部分にブラインドやカーテンを取り付ける方法があります。

自由に開閉できるため、光の量を細かく調整できるのがメリットです。

またデザインが選べるため、装飾としての役割も果たします。

見た目をスッキリさせたい場合には、遮光フィルムをガラスに貼る方法もあります。

UVカットタイプであれば、室内の日焼けを防ぐ効果もありおすすめです。

もし玄関横に庭があれば、植栽やオーニングによって日除けを行う場合もあります。

ただし費用や手間が比較的大きくなるため、注意が必要です。

割れる危険性がある

強風や台風、地震などの自然災害で、飛来物がガラスに衝突する可能性があります。

強い衝撃を受けることでガラスが割れてしまうのが、大きなデメリットです。

もしくは不注意で物をぶつけたり、小さいお子さまが遊んでいる最中にボールをガラスに当ててしまったりする事故でも、ガラスが割れることがあります。

ガラスが割れると鋭利な破片が飛び散り、怪我の原因となることがあります。

特に玄関は頻繁に人が出入りする場所であるため、破片が足元に散乱すると非常に危険です。

【解決策】強化ガラスにする

ガラスの割れ防止対策としては、強化ガラスの使用が考えられます。

強化ガラスは通常のガラスよりも数倍の強度を持つため、外部からの衝撃に対して非常に耐久性が高く、割れにくいのが特徴です。

万が一割れても小さな粒状になり、鋭利な破片が飛び散らないため安全性が高くなります。

ただし通常のガラスに比べてコストが高いため、予算に合わせて選びましょう。

断熱性が低い

ガラスは一般に熱を通しやすいため、玄関ドアのガラス部分から室温が逃げてしまうことで冷暖房効率が低下します。

これによりエネルギー消費が増加し、快適性が損なわれる場合があるのです。

外気と室内の温度差が大きい場合、ガラス部分に結露が発生しやすくなるというデメリットもあります。

結露はカビの発生や木材の腐食を引き起こしてしまうため、注意が必要です。

【解決策】ペアガラスにする

断熱性向上のためには、ペアガラス(複層ガラス)にする方法があります。

これは2枚のガラスの間に空気層やガス層を設けた構造を持ち、断熱性を高めているのが特徴です。

これにより冷暖房効率が向上し、省エネ効果が期待できます。

もし費用を抑えたい場合には、断熱フィルムをガラスに貼る方法もおすすめです。

フィルムは透明で、視界を妨げることなく断熱効果を発揮します。コストが比較的低く、簡単に取り付けられます。

 

まとめ

玄関ドアにガラスが入っていると、デザインがおしゃれになって素敵です。

断熱性や防犯性といった心配がある場合には、ガラスの交換やフィルムの利用といった対策を行いましょう。

ご自宅の状況に応じた計画を立てることで、快適な玄関を実現できます。

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