玄関ドアの人気メーカーは?ドアを選ぶポイントもご紹介

「玄関ドアを交換したい」と玄関ドアを探してみるとたくさんのメーカーが出てきてわからない!となってしまう方は多いのではないでしょうか?現在は玄関ドアの交換が容易になったこともあり、リフォーム用の玄関ドアをたくさんのメーカーが販売しています。

そこで、今回は玄関ドアの主要なメーカーをご紹介します。また、玄関ドアを選ぶポイントも紹介するので参考に探してみてください。

玄関ドアの基礎知識

まず、玄関ドアのメーカーを紹介する前に基礎知識として玄関ドアの種類や素材を紹介します。こちらを参考にまずはザックリと自分がどのような玄関ドアが良いかをイメージしてください。

玄関ドアの種類

玄関ドアと一口に言っても様々な種類の玄関ドアがあります。どの種類の玄関ドアにするかで玄関ドアの大きさや取り扱っているメーカーも変わってくるので、押さえておきましょう。

片開きドア

一枚の扉で出来ているシンプルな玄関ドアです。価格帯や色、デザインなど様々な種類の玄関ドアが販売されています。マンションなどでも使用されており、一般的な玄関ドアです。

親子ドア

大きさの異なる2枚の扉で出来ている玄関ドアです。通常は大きい方のドア(親扉)を開け閉めして出入りしますが、車椅子や大きい荷物の搬入を行う時には小さい方のドア(子扉)も開けれるので玄関を広く使うことができるのです。

両開きドア

大きさの同じ2枚の扉で出来ている玄関ドアです。どちらにもハンドルやレバーをつけて、どちらの扉からも出入りできるようになっています。玄関を広く使うことができるので、豪華な雰囲気の玄関になります。

引き戸

扉を横にスライドさせて出入りする玄関ドアです。一昔前までは一般的でしたが、現在は引き戸自体少なくなってきています。しかし、最近引き戸のメリットが見直されてきており、デザインなどもおしゃれな引き戸が開発され始めています。

玄関ドアの素材

玄関ドアの種類と同じように重要なのが玄関ドアの素材です。玄関ドアの素材によって見た目も変われば性能も変わるので押さえておきましょう。

アルミ

玄関ドアの素材で一般的に使われている素材です。軽くて耐久性があり玄関ドアの素材としては向いています。しかし、断熱性があまりなく、塗装もしにくいという欠点もあります。

スチール

スチール製のドアはアルミよりも重く耐久性や耐火性があります。メーカーからは高性能ドアとして販売されていることが多いです。

ステンレス

ステンレスのドアはスチールと同じように耐久性が高いドアです。錆びにくいという特性を持っているので、海沿いの家などでよく使用されます。

木製

金属と違って自然素材のドアです。風合いや雰囲気が他の素材とは違い、独特の雰囲気となります。金属製よりは価格も高くなりますが、カントリー調やナチュラル調にはぴったりの素材となります。

玄関ドアの主要メーカー

ここからは玄関ドアの主要メーカーをご紹介します。

LIXIL

玄関ドアに限らずキッチンやバス、トイレなどでも有名な日本最大級の住宅設備メーカーです。玄関ドアも様々なデザイン、性能の商品を開発しており、ラインナップの多さが強みとなっています。

代表的なシリーズとしてはデザインが71種類もありデザインラインナップが豊富にある「ジエスタ2」や断熱性能が高い高性能ドアである「グランデル2」などがあります。

YKK AP

窓やドア、エクステリアなどを開発・販売している大手建材メーカーです。建材としてアルミやステンレスなどを扱っているので玄関ドアもアルミ製やステンレス製が多くラインナップされています。

高断熱ドアやスマートキーのドアなど高性能のドアが得意で、代表的なシリーズとして高断熱玄関ドアの「イノベスト」やスマートキーを使用している「スマートキー ヴェナート」があります。

三協

ドアや窓、車庫などを開発販売している大手建材メーカーである三協は「三協アルミ」としてアルミを扱っている玄関ドアを得意としています。また、高断熱玄関ドアやシンプルデザインドアのラインナップも多くあるメーカーです。

代表的なシリーズとしては、高断熱玄関ドアである「プロノーバ」や高級玄関ドアの「ビノーザ」などがあり、高性能や高級な雰囲気を求める方にはぴったりのメーカーです。

玄関ドアを選ぶポイント

メーカーの他にも玄関ドアを選ぶポイントがいくつかあります。こちらも参考に玄関ドアを選んでみてください。

玄関ドアの色

玄関ドアを選ぶ上で見た目で重要になるのが玄関ドアの色です。玄関ドアの色はそのドア単体で選ぶのではなく、玄関や家の外観を見て総合的にコーディネートしましょう。玄関ドアだけ派手な色だと玄関ドアが浮いてしまいます。

断熱性の高いドアを選ぶ

玄関は家の中でも熱が逃げやすい場所です。なので、玄関ドアの断熱性を高めると家の中を暖かく保つことができるのです。また、袖やランマといった玄関ドアの横や上に小窓をつけると採光性も高まるので明るい玄関にすることができます。

玄関ドアの費用相場は?

玄関ドアを選ぶ上では一番気になる点として費用があげられると思います。実際、玄関ドアは価格帯もバラバラで性能やデザイン、付ける鍵の種類によって様々です。ここでは玄関ドアの種類によっての価格相場をご紹介するので参考にしてください。

玄関ドアは「片開きドア:10万〜25万」「親子ドア:15万〜30万」「両開きドア:20万〜35万」「引き戸:15万〜30万」ほどが一般的な相場です。これに袖やランマといった小窓を付けるとプラス5万〜10万くらい。断熱性能が高いドアにするとプラス5万〜10万くらいとなります。

まとめ

今回は玄関ドアの主要メーカーについてご紹介しました。玄関ドアはメーカーによって商品ラインナップもかなり違いがあるので、ぜひ様々なメーカーを見て玄関ドアを選んでください。