「勝手口扉」の交換は自分でできるのか|種類と選び方・リフォームのポイントを解説

「勝手口扉」の交換は自分でできるのか|種類と選び方・リフォームのポイントを解説


勝手口の扉は、キッチンや洗面室といった裏動線に設置され、家事動線の効率化に大きく役立ちます。

ゴミ出しや洗濯、買い物荷物の運び入れなど、日々の家事をスムーズに行えるのが魅力です。

しかし扉が古くなってくると、開閉がしづらい、防犯性が不安、見た目が気になるといった課題も出てきます。

そこで今回は、交換やリフォームを検討している方に向けて、勝手口扉の種類や選び方、リフォームのポイントをわかりやすく解説します。

勝手口扉の役割と特徴

キッチンの勝手口扉|「勝手口扉」の交換は自分でできるのか|種類と選び方・リフォームのポイントを解説

 勝手口扉は、屋外と屋内をつなぐ「第2の出入口」として役立つ建具です。

勝手口扉の基本的な役割や設置場所、注意点を確認しましょう。

勝手口扉の主な設置場所と役割

勝手口扉は、キッチンやパントリーの外側に設けるケースが多く、ゴミ出しや庭作業など屋外への出入りに役立ちます。

家の裏動線を活用できるため、家事動線が効率化し、日々の暮らしがより便利になるのが魅力です。

無駄な移動や作業負担を減らすため、間取りやライフスタイルに合わせて検討しましょう。

勝手口扉に求められる機能

勝手口扉には、以下のような機能があるとより便利に使えます。

  • ・採光や通風:ルーバー窓や通風パネル付きで空気の入れ替えができるもの
  • ・断熱性:断熱材入りの扉なら、室内温度を保ちやすい
  • ・防犯性:ダブルロックや格子付きであれば、より安心して使える

また、将来的にも安心して使用するために、耐久性にすぐれた素材を選びましょう。

さらにデザイン性にもこだわることで、外観や室内とも調和し、より満足度の高い空間づくりが叶います。

こちらの記事では、勝手口のメリット・デメリットを解説しています。

合わせて、参考になさってください。

〈関連記事〉勝手口とは|キッチン以外の設置も便利!メリット・デメリット解説

勝手口扉の交換は自分でできるのか|DIYとプロ施工の違い

洗面所の勝手口扉|「勝手口扉」の交換は自分でできるのか|種類と選び方・リフォームのポイントを解説

 コスト面や施工業者探しの手間を省くために、「扉だけ自分で交換したい」方もいらっしゃることでしょう。

この章では、DIYでの交換の可否や、プロに依頼する場合の違いを解説します。

勝手口扉のDIY交換は可能なのか

勝手口扉のDIY交換は可能ですが、ドア枠の歪みやサイズ違いがあると、正しく取り付けできない場合があります。

枠の状態やビス位置の調整が必要になると、施工難易度も高くなるため注意が必要です。

防犯性や断熱性を高めるには専門技術が求められるため、基本的には専門業者に依頼するのが無難だと言えます。

DIYとプロ施工の違い

DIYでの勝手口扉交換は、コストを抑えられる反面、寸法調整や気密・防犯性能の確保が難しくなるのが難点です。

一方、プロの施工業者に依頼すれば、建物の状態に合わせた正確な取付が可能で、断熱性・防犯性の側面からも安心感があります。

万一の不具合にも保証対応が受けられるケースもあるため、取り付け後にも心強いことが大きな違いです。

勝手口扉の種類と選び方

外観の勝手口扉|「勝手口扉」の交換は自分でできるのか|種類と選び方・リフォームのポイントを解説

 勝手口扉にはさまざまな種類があり、用途やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

この章では、代表的な勝手口扉の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。

勝手口扉の種類|通風タイプ

勝手口扉から換気をしたい場合は、以下のような通風タイプを選びましょう。

  • ・上部に開閉可能なルーバー窓が付いている
  • ・防虫網が内蔵されている製品も選べる
  • ・換気ができるため、キッチンのにおいや湿気対策に適している

勝手口扉の種類|断熱タイプ

室内の温度変化を抑えたい場合は、以下のような勝手口扉も断熱タイプを選びましょう。

  • ・パネルに断熱材を使用している
  • ・結露の予防や冷暖房効率向上も期待できる
  • ・特に寒冷地や西日が強い場所におすすめ

勝手口扉の種類|防犯強化タイプ

外部からの侵入を防ぐためには、勝手口扉も防犯強化タイプを選ぶと安心感が高まります。

  • ・ダブルロックでディンプルキーが付いている
  • ・ガラス部分に格子や防犯フィルムが設置されているタイプも
  • ・裏口からの侵入リスクを軽減できる

こちらの記事では、防犯対策として効果が期待できる勝手口扉の防犯格子について詳しく解説しています。

合わせて、参考になさってください。

〈関連記事〉勝手口の防犯性を高める格子付きドアとは?|後付けやDIYはできるのか、おすすめのタイプを解説

おしゃれな勝手口扉の選び方

キッチンの勝手口扉|「勝手口扉」の交換は自分でできるのか|種類と選び方・リフォームのポイントを解説

 勝手口扉は機能性だけでなく、外観や内装と調和したデザインを選ぶことで、住まい全体の印象がより洗練されます。

この章では、おしゃれな勝手口扉の選び方を解説します。

勝手口扉をデザイン性で選ぶポイント

無機質に感じがちな勝手口扉ですが、以下のような点を考慮して選べば、デザイン性のあるおしゃれな空間に仕上がります。

  • ・木目調や黒フレームなど外観デザインに合わせる
  • ・格子デザインは洋風・和風どちらにも合わせやすい
  • ・室内側とのカラーコーディネートも重視する

また、スリット窓やデザインガラスを取り入れたタイプを選ぶと、明るさを確保しながら、さりげなく個性をプラスできるためおすすめです。

また、シンプルな扉でも、取っ手や金具のデザインにこだわれば、おしゃれな勝手口に仕上がります。

勝手口扉をリフォームする際のポイント

外観の勝手口扉|「勝手口扉」の交換は自分でできるのか|種類と選び方・リフォームのポイントを解説

勝手口扉をリフォームする際は、機能性とデザイン性の両立だけでなく、コスト面も考慮して選ぶことが重要です。

以下のポイントを押さえて選びましょう。

勝手口扉リフォームのポイント具体例
断熱性・気密性断熱材入りの扉や、隙間風を防ぐ気密パッキン付きのタイプを選ぶと、室内温度の快適性が向上する
防犯性を意識ダブルロック仕様や格子付きガラスなど、防犯対策が施されたタイプを選ぶことで、安心感が高まる
通風機能ルーバー窓や通風パネル付きの扉なら、施錠したまま換気ができ、室内の湿気対策にも役立つ
デザイン性に配慮外壁や室内のインテリアに合わせたデザインを選ぶことで、空間全体の統一感が生まれます
コストバランス防犯・断熱性能を重視すると本体価格は上がりますが、長期的な快適性や光熱費削減は期待できます

まとめ|勝手口扉の交換で暮らしをもっと快適に

この記事では、「勝手口扉」の交換は自分でできるのかや、勝手口扉の種類や選び方、リフォームのポイントを解説してきました。

勝手口扉は、日々の家事動線や通風・防犯に関わる大切な建具です。

古くなった場合、DIYでの交換も可能ですが、防犯性や断熱性などの機能を重視するならプロに相談するのが無難です。

勝手口扉の交換について、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

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