窓パッキンにカビ!掃除方法や交換の手順
窓パッキンにカビが生えると、見た目が良くないだけでなく建物全体の劣化につながることもあります。
そのため適切に掃除を行い、良好な状態に保つことが必要です。
本記事では掃除方法の他、カビを防ぐ対策についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
窓パッキンのカビ掃除方法【軽度の場合】
窓パッキンのカビが軽度の場合、簡単な掃除で解決できる場合も多いです。
すでにご自宅にお持ちのアイテムがあれば、ぜひまずは一度試してみてください。
中性洗剤
中性洗剤には、家庭用の食器用洗剤等が該当します。
成分が比較的肌に影響を与えにくくなっており、簡単に取り扱えるのがメリットです。
そのため窓パッキンの素材(ゴムやプラスチック)に対しても優しく、安全に掃除できます。
具体的には、まず中性洗剤を薄めてからカビの部分に塗布します。
キッチンペーパー等を被せて10~15分程度馴染ませたら、最後に水拭きで取り除きましょう。
軽度なカビであれば、中性洗剤だけで綺麗になる場合があります。
クエン酸&重曹
クエン酸や重曹は、食品としても使用されている安全な物質です。
クエン酸は酸性であり、カビや汚れを溶かす効果があります。そして重曹は弱アルカリ性で、研磨作用があります。
2つが混ぜ合わさって化学反応が起こると、二酸化炭素の泡が発生して汚れが浮かび上がるのです。
最後に歯ブラシ等でこすると、カビ汚れを効果的に除去できます。
どちらも天然成分で化学薬品を使わないため、環境への負担が少ないのがメリットです。
そのため、小さいお子さまやペットがいる家庭でも安心して使えます。
消毒用アルコール
消毒用アルコールの主成分はエタノールで、殺菌・消毒作用があります。
そのため、カビの菌糸や胞子を迅速に殺菌する効果が期待できるのです。
具体的には窓パッキンのカビ部分に消毒用アルコールを吹きかけ、乾いた雑巾で拭き取れば完了です。
また殺菌効果を利用して、カビの再発を防ぐために使用する場合もあります。
ただしアルコールは引火しやすい特性があるため、火気の近くで使用しないように注意が必要です。
使用時には十分な換気を行い、密閉された空間での使用は避けましょう。
窓パッキンのカビ掃除方法【重度の場合】
窓パッキンのカビが重度の場合には、より強い薬品の使用や業者への依頼が必要な場合もあります。
そのためカビの状況に応じて、適切な方法を選びましょう。
キッチンハイター+片栗粉
キッチンハイターは塩素系漂白剤で、殺菌力が強いのが特徴です。
カビや頑固な汚れに対して、強力な効果を発揮します。
またカビや汚れが漂白されることで、窓パッキンが新品のように白くなるのもメリットです。
具体的には、キッチンハイター20mlと片栗粉大さじ2杯を混ぜて、上からキッチンペーパーを被せます。
30分程度放置してから、最後に拭き取れば完了です。
ただしキッチンハイターを直接触ると手が荒れてしまうので、ゴム手袋をすると安全です。
万が一触ってしまった場合には、すぐに水で洗い流す必要があります。
また酸性洗剤や他の化学製品と混ぜると有害なガスが発生するため、絶対に混ぜないようにしましょう。
業者に掃除を依頼する
窓パッキンのカビが自力で取れなかった場合、業者に掃除を依頼するのがおすすめです。
カビ除去に関する専門知識と技術を持っていおり、家庭用にはない強力で安全な機材や薬剤で掃除してくれます。
また、カビの再発を防ぐための処置も行ってくれることが多いです。
プロが行うため安全に作業が進み、自分で行う掃除に比べて時間や労力を大幅に節約できるのもメリットです。
そして多くの業者ではアフターサービス保証を提供しており、満足できない場合には再度対応してくれることがあります。
これにより、総合的な満足度も高くなります。
しかし業者に依頼する場合には自分で掃除するよりも費用がかかるため、事前に掛けられる予算を確認しましょう。
可能であれば複数の業者から見積もりを取り、サービス内容と費用を比較することが重要です。
窓パッキンのカビ掃除の注意点
ここでは、窓パッキンのカビ掃除を行う際の注意点についてご紹介します。
安全性に関わる注意点になるため、ご自宅で行う際には必ず守るようにしましょう。
塩素系洗剤を混ぜ合わせて使わない
塩素系洗剤を使用する際の最大の注意点は、他の洗剤と混ぜ合わせて使わないことです。
特に酸性洗剤と混合すると化学反応が起こり、有毒な塩素ガスが発生します。
吸い込むと呼吸器に強い刺激を与え、高濃度の場合は窒息感などの呼吸器症状や中枢神経症状などを起こします。
そして最悪の場合には、死に至るケースもあるのです。
そのため使用する洗剤のラベルをしっかりと読み、「まぜるな危険」といった表記がされている場合には必ず守りましょう。
塩素系洗剤を使用する際は、必ず窓を開けるなどして換気を十分に行い、室内にガスがこもらないようにすることも重要です。
アルコールの引火に注意
窓パッキンのカビ掃除にアルコールを使用する際は、引火のリスクに注意する必要があります。
アルコールは引火性が高いため、安全に使用するための対策を講じることが重要です。
特に密閉された空間で使用すると揮発したアルコールが空気中に充満し、爆発のリスクが高まります。
具体的には、アルコールを使用する場所に火源(ライター、ストーブ、ガスコンロなど)がないことを確認しましょう。
作業を開始する前に周囲の環境を確認し、小さなお子さまやペットが近づかないように準備しておくことも大切です。
窓パッキンのカビを防ぐ方法
ここでは、窓パッキンのカビを防ぐ方法についてご紹介します。
簡単にできる方法の他、リフォームで根本的な原因を解決する方法もおすすめです。
こまめにアルコール除菌を行う
アルコールには抗菌作用があり、カビの繁殖を抑える効果が期待できます。
こまめに除菌することでカビが生える前に予防できるため、清潔な状態を保ちやすくなるのです。
ただしあまり頻繁に行うと、パッキンの素材によっては劣化する可能性があります。
そのため、週に1回程度を目安に拭き掃除をするのがおすすめです。
24時間換気システムを取り入れる
24時間換気システムとは、家の中の空気を常に新鮮に保つための設備のことを指します。
外部から新鮮な空気を取り入れて室内の汚れた空気を排出することで、室内の湿度と空気の質を管理します。
これにより、カビの発生を抑制する効果が期待できるのです。
ただし、24時間換気システムを設置するためには初期費用が掛かります。
またシステムが常に稼働するため、電気代が増える点にも注意しましょう。
除湿器を使う
除湿器は室内の湿気を吸い取って空気を乾燥させるため、カビの成長を抑制します。
リーズナブルな除湿器を選べば、比較的安価に対策できるのがメリットです。
また除湿器の使用は非常に簡単で、電源を入れるだけで機能します。設定を行えば、自動で湿度を調整してくれます。
窓を断熱タイプに交換・リフォームする
断熱タイプの窓は、断熱性能を高めることで室内の温度変化を抑えて結露を防げます。
結露はカビの主要な原因の一つなので、窓パッキンのカビ発生も防止できるのです。
ただし断熱窓への交換やリフォームは比較的高額で、窓のサイズや種類、施工費用によって費用が異なります。
場合によっては窓リフォームの補助金事業を行っている場合もあるため、ぜひお住まいの自治体公式サイトをご確認ください。
まとめ
窓パッキンにカビが生えると、健康被害につながることもあり注意が必要です。
毎日のこまめなお手入れの他、リフォームで根本的に解決する方法もあります。
本記事でご紹介した鍵の種類や注意点を参考に、ご自宅に合った対策を計画してみてください。
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