家の玄関ドアに網戸を取り付けたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。

玄関ドアは開けたり閉めたりするだけでなく、網戸を設けることでほかにも用途ができて使い勝手がよくなります。

この記事では、玄関ドアの網戸の種類や網戸を取り付けるメリット、気を付けたい注意点まで詳しくお伝えしていきます。

今ある玄関ドアに網戸を付けてみたいとお考えの方や玄関ドアの網戸にどのような良い点があるのか知りたい、網戸付き玄関ドアに興味がある方などはぜひ、この記事を参考にしてみてください。

 

玄関ドアの網戸の種類

では、はじめに玄関ドアの網戸にはどのような種類があるのかをご紹介していきます。

 

本体通風付きタイプ

ドア本体通風付きタイプとは、ドア本体に通風機能がある玄関ドアのことで通風部分に網戸が設けられています。

窓を手動でスライドして開け閉めしたり、内側に開けるようになっていたり通風する際に玄関内が外から見えにくくプライバシー面の配慮や鍵をかけたままの通風も可能なため、防犯面が気になる場合などにも効果的に使用できます。

 

小扉通風タイプ

小扉通風タイプは、通風機能のある小扉を組み合わせることで通風が可能となり通風部分に網戸が設けられている玄関ドアです。

玄関ドアの鍵をかけたまま通風可能なため、防犯性が高まるだけでなく子扉が付くことでデザイン性の高いおしゃれな雰囲気の玄関ドアにできます。

 

 

網戸付き玄関ドアのメリットとは

つぎに、網戸付きの玄関ドアのメリットとはいったいどのような点なのでしょうか。網戸付きの玄関ドアのメリットについて詳しくお伝えしていきます。

 

換気がしやすくなる

網戸付きの玄関ドアのメリットとして、換気がしやすくなるという点が挙げられます。

玄関全体を換気するためには、玄関ドアを開けっぱなしにして玄関に風を通す必要があります。

その際に、風と一緒にホコリやゴミなど風以外のものが玄関内に入ってしまう可能性が考えられます。

しかし、ドアに網戸を取り付けることで網目よりも大きなゴミやホコリは、玄関に通すことがないため玄関ドアを開けっぱなしにするよりも換気がしやすくなります。

 

防犯性が上がる

網戸付きの玄関ドアにすることで、網戸が無い時よりも防犯性をアップすることができます。

網戸が無い場合では、玄関ドアを開けると直接玄関になりますが網戸があることで仕切りが一枚設けられる形になることや網戸の中でもロックがかけられるものがあるため玄関ドアに網戸があると完全な防犯対策ではありませんが、防犯性がアップすることにもつながります。

 

虫の侵入を防ぐ

網戸付きの玄関ドアを取り付けることで、虫などが玄関から家へ侵入するのを防ぐことができます。

網戸が無い場合、玄関の隙間や玄関を開けている間に虫が入り込んでしまう可能性が高いため網戸を取り付けて害虫の侵入を防ぐことは大事なことです。

 

夏の暑さ対策になる

網戸付きの玄関ドアは、ドアを開けておくことで玄関から風を取り込み家全体の換気にもつながるという良い点をお伝えしましたが家全体に風が通ることで夏の暑さ対策にもたいへん効果的です。

夏は日光が家の中に入り、暑さが部屋にこもりがちですが換気することでこもってしまった熱を外へ逃がして新鮮な空気を家の中へ取り込むことができます。

玄関ドアを網戸にして開けておくことで、玄関から家全体へ風を通して換気が可能になり便利なうえ夏の熱中症対策としても効果的です。

 

玄関内の臭いやカビ防止になる

玄関には、靴や雨具などの小物類など色々な物が置かれています。

そのため、靴などは汗や皮脂などが付いているため、それらが嫌な臭いになってこもりやすく雨の日や梅雨時には湿気が溜まりやすくなってしまいます。

また、湿気が溜まってしまうと、カビの発生につながってしまうためこまめな換気を行うことが必要です。

玄関ドアを網戸付きにすることで、玄関に風を通して換気をすると同時に嫌な臭いや湿気、カビを防いでくれるというメリットもあります。

 

網戸付き・玄関ドアの気を付けたい注意点

つぎに、網戸付きの玄関ドアで気を付けておきたい注意点についてお伝えしていきます。

完璧な防犯性では無い

網戸付きの玄関ドアで鍵がかかるドアも中にはありますが、鍵があるからといってそのまま網戸で長時間放置することはしないよう注意してください。

鍵がかかるため安心感はありますが、防犯性の高いものではなく簡易的な鍵であるということを頭に入れておくと良いでしょう。

簡易網戸は交換が必要になる

色々な種類の網戸がありますが、その中でも取り付けが簡単な簡易網戸の場合はほかの網戸と比べても作りが簡易的なことなどから長く使用するタイプではないため交換が必要になってきます。

できれば、ワンシーズン使用したら簡易網戸は新しいものと取り替えることをおすすめします。

プライバシー面で注意する

玄関ドアを開けて網戸にしている場合、玄関のある位置や環境などでは外から家の中が見えてしまう可能性があり注意が必要です。

たとえば、人通りが激しい道路沿いに玄関があったり近所の家がすぐ近くに建っていたりすると玄関の網戸を通して外から家の中が丸見えになっていたということも考えられます。

網戸を選ぶ際には、プライバシー面が配慮されているデザインや中が見えにくい黒色などを選ぶなどをしてみると良いでしょう。

まとめ

これまで、網戸付きの玄関ドアの種類やメリット、注意点を詳しくご紹介してきました。

網戸付きの玄関ドアであれば、手軽に換気ができたり虫やホコリの侵入を防止できたり、暑さや嫌な臭い、カビ対策もでき網戸が無い場合よりも快適な玄関にすることができます。

しかし、鍵付きであっても防犯性はそれほど高くないためさらに防犯面を強化したいとお考えの場合には最新の防犯機能を兼ね備えた玄関ドアに交換するという方法もおすすめです。

防犯性に優れている玄関ドアであれば、しっかりと鍵をかけたまま換気ができる機能のあるドアも出ているため安心して換気を行うことが可能になります。

自分達の家の玄関ドアの状態や環境などを把握したうえで、どのような玄関ドアが合うのかをしっかりと検討することもたいへん重要になってくるでしょう。

自分の家にぴったりな網戸付きの玄関ドアを選んで、今よりさらに快適な玄関にしてみてはいかがでしょうか。

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