玄関ドアを交換!リフォームのポイントをご紹介

「玄関ドアを交換する」というと、とても大掛かりに聞こえる方も多いのではないでしょうか?実は、玄関ドアの交換は費用もそれほどかからず、工事もすぐ終えることも出来るのです。

玄関ドアの交換についてやリフォーム のポイントをご紹介します。

玄関ドアの交換とは?

玄関ドアのリフォームといっても、塗り替えや鍵交換、ノブ交換など他にも様々ありますが、玄関ドアを丸ごと交換するというリフォーム方法があります。

玄関ドアの交換には様々なメリットがあるのでご紹介していきます。

玄関ドアを交換するメリットは?

家の外観の雰囲気を変えることができる

玄関ドアの色やデザインをこれまでのドアと違うものにすることで、家の外観の雰囲気をガラっと変えることができます。玄関ドアの交換は実は一番手軽な外観の雰囲気を変えるリフォームなのです。

断熱や採光の性能をあげることができる。

玄関ドアの性能は年々上がっていて、最近はとても高い断熱性能を持つ玄関が発売されています。そういったドアに変えることで家をもっと暖かくすることが出来ます。

さらに玄関ドアには袖やランマという窓のようなものを付けることも出来ます。この袖やランマを付けると玄関の採光性が上がり明るい玄関にすることが出来るのです。

防犯性を高めることが出来る。

昔は玄関ドアには一つの鍵が通常でしたが、現在では一つの玄関に2つの鍵という「ワンドア・ツーロック」が基本となっています。ツーロックにするだけでも防犯性を高めることが出来ますし、ディンプルキーなど鍵もピッキングされないように進化しているので、防犯性を高めることが出来ます。

玄関ドアの交換は大規模な工事が必要?

「玄関ドアを交換する」と聞くとかなりの大工事が必要と思う方もいるのではないでしょうか?実は、現在は「カバー工法」という壁を壊さないで交換だけ行うという工法が主流となっており、カバー工法なら半日〜1日で交換が終わってしまいます。実は手軽に交換できる箇所なのです。

交換するドアの選ぶポイント

「玄関ドアを交換しよう!」と思って玄関ドアを探し始めると各メーカーから様々な種類の玄関ドアが発売されているので、何を選んだら良いかわからないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは玄関ドアを選ぶポイントをご紹介します。この記事を参考にぜひお気に入りのドアを見つけてください。

玄関ドアの種類や大きさを同じものにする

玄関ドアを交換する時、まず気をつけなければならないのは玄関ドアの種類や大きさを今のドアと揃えるということです。特に今の玄関よりも新しい玄関ドアが広い場合、別に工事が必要となります。なので、同じ大きさか小さい都市で挑戦することが大事なのです。

断熱性の高いものを選ぶ

玄関ドアは家の中でも大きな開口部の一つです。なので、玄関ドアからは家の熱が外にどんどん流れていってしまいます。最近、玄関ドアも開発が進み断熱性の高いものも発売され始めています。ぜひ断熱性の高いものを選んで家を今以上に暖かくできるようにしましょう。

家の外観と同じ色もしくは合う色にする

玄関ドアは家の外観のデザインを決めるための大きな要素です。玄関ドアが変わるとそれだけで家の雰囲気が変わります。なので、玄関ドアの色やデザインを考えるときは玄関だけではなく家全体の雰囲気や壁・屋根の色を考えながら玄関ドアを考えていく必要があるのです。

玄関ドアの種類とは?

玄関ドアの種類をを揃えると言いましたが玄関ドアにはどのような種類があるのでしょう。玄関ドアには大きく分けて「開き戸」「引き戸」の2種類があります。それぞれのドアを見ていきましょう。

開き戸

現代での家を建てる場合、ほとんどはこの開き戸であるケースが多いほどポピュラーな作りとなっています。取っ手をつけてドアを手前に引くまたは奥に押すことでドアの開け閉めを行うものを言います。「片開きドア」「両開きドア」「親子扉」「袖付きドア」などドアを1枚にするか、2枚にするかなどで更に細かく種類が分かれています。

引き戸

昔の日本家屋では一般的な扉のタイプでした。取っ手をつけて手前・奥ではなく横にスライドさせることで出入りするタイプです。「片引き扉」「引き違い扉」「両引き込み扉」とこちらも扉の数や開け閉めのやり方によって更に様々な種類へと分かれていきます。

玄関ドア交換の費用相場は?

玄関ドアをいざ交換するとなった時に、一番気になるのは費用ですよね?玄関ドアの交換で主にかかるのは「玄関ドアの費用」「玄関ドアの設置費用」「玄関ドアの撤去費用」となります。

今回は、現在主流で行われているカバー工法という方法を使った時にそれぞれどのくらい費用がかかるのかをご紹介していきます。

玄関ドアの費用

玄関ドアは開き戸にするか引き戸にするかなどドアの種類によって価格が違ってきます。一番シンプルである片開き扉で10万〜25万円となっており、両開き扉では20万〜35万円程となります。また、引き戸は15万〜30万円程が相場となっているようです。

同じ種類の扉での値段の違いは、主に「断熱性が高い」「デザインが凝っている」「防犯性をより高くしている」などで値段が変わってきます。

また、玄関には袖(玄関ドアの横につける窓のようなもの)やランマ(玄関ドアの上につける窓のようなもの)をつけることもでき、見た目も少し豪華な作りとなりますが、その分費用も高くなるのです。

玄関ドアの設置費用

玄関ドアの設置費用は4〜6万円程としているところが多いです。こちらは元と同じ種類の玄関ドアの交換であれば、特に玄関ドアの種類によって大きく変わることはありません。

玄関ドアの撤去費用

玄関ドアの撤去費用は1〜2万円程としているところが多いです。こちらも玄関ドアの種類によって大きく変わることはありません。

他に取っ手の交換や鍵の交換など玄関ドアの交換だけではなく更にオリジナルのリフォームをしようとすると費用がかかりますが、主にかかる費用はこの3点のみです。

実は玄関ドアの交換は15万〜45万円程度で完了する事が多く、そこまで高くないというのも魅力の一つなのです。

玄関ドアの交換で気をつける点は?

玄関ドアの交換をする時に気をつけるポイントはどんな事があるのでしょうか?ポイントをしっかりと押さえて失敗しないようにしましょう。

玄関ドアの大きさを変えたい時には要注意

玄関ドアを交換するときに「片開きドア→片開きドア」など同じ種類のドアにするのであれば特に問題はないのですが、ドアの種類を変えて今までより大きな玄関にしたい場合は要注意です。

なぜなら工法が変わってくるから。現在の主流はカバー工法と呼ばれる工法で現在ある玄関の枠組みを活かして、壁を壊さずにドアのみを交換します。なので、工期も1日程度で終わる事が多く、費用も15万〜45万円程度と安価で終わるのです。

しかし、より大きくしたい場合は現在のドアの枠組みをそのまま活かすということは出来ません。その場合は一度壁を壊してもう一度枠組みから設置していきます。一度、壁を壊す必要が出てくると工期もかかりますし、費用も高くなるのです。

玄関ドアのリフォーム業者選びに注意

玄関ドアのリフォームは玄門業者もいますが、通常のリフォーム会社も行なっています。ただし、リフォーム会社だからといって玄関リフォームに慣れているとは限りません。その会社の実績を見たり、玄関ドアリフォーム専門会社に頼んだ方がより安心してお任せできるでしょう。

まとめ

玄関ドアの交換についてご紹介してきました。

玄関ドアの交換は割と安価に手軽に出来るもので、かつ家の雰囲気をガラッと変える事ができます。少し家の外観デザインや雰囲気自体を変えたいという方はまずは玄関ドアの交換を考えてみてはいかがでしょうか?

お気に入りの玄関を作れれば出かける時、帰ってくる時の気分も変わってくるはずです!